文:ラリーズ編集部
25日から27日にかけて、東京五輪ラテンアメリカ団体予選が行われた。男子4カ国、女子4カ国がしのぎを削り、男女ともにブラジルが優勝し、東京五輪への出場を決めた。
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ブラジルが男女ともに優勝
写真:キャロライン・クマハラ(ブラジル)/提供:ittfworld
男子は、ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルーの4カ国が出場。女子は、プエルトリコ、ブラジル、チリ、ペルーの4カ国が出場し、男女1位に与えられる東京五輪への出場権を争った。
男子は、世界ランキング6位のウーゴ・カルデラノ(ブラジル)が5試合全勝と実力通りの活躍を見せ、チームを1位に導いた。最終戦のアルゼンチン戦は、ダブルスとグスターボ・ツボイが破れ、マッチカウント1-2と追い込まれたブラジルであったが、後半巻き返し3-2と辛くも勝利した。
女子は、ブラジルがオールストレート勝利を飾り、文句なしの1位突破を果たした。ラテンアメリカ地域で、世界ランキング27位と最高位のアドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)は、ブラジル戦ではブルーナ・タカハシに敗れ、チームに勢いをつけることができなかった。
男女ともに前回大会の開催国・ブラジルが東京五輪への出場を自力で確保した。東京五輪開幕まで9か月ほどとなった今、各地域から出場国を争うデッドヒートが見られるだろう。
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詳細スコア
男子団体
写真:男子ブラジルチーム/提供:ittfworld
○ブラジル 3-0 ペルー
○ブラジル 3-0 チリ
○ブラジル 3-2 アルゼンチン
女子団体
写真:ブラジル女子チーム/提供:ittfworld
○ブラジル 3-0 チリ
○ブラジル 3-0 ペルー
○ブラジル 3-0 プエルトリコ