文:ラリーズ編集部
<ワールドカデットチャレンジ 2019年10月23日~10月31日・ツェトニエボ>
31日、日本からは松島輝空(木下グループ)と赤江夏星(貝塚第二中)が出場していたワールドカデットチャレンジの全日程が終了した。個人戦は、カデット男女シングルス、カデット男女ダブルス、カデット混合ダブルスの5種目が行われた。カデット女子シングルスで赤江が優勝を飾った。
赤江夏星が単複の2冠達成
写真:赤江夏星(貝塚第二中)/提供:ittfworld
カデット女子シングルス第2シードの赤江は、決勝で順当に勝ち上がってきた第1シードのZAHARIA Elena(ルーマニア)に4-2で競り勝ち、優勝を果たした。両者は、カデット女子団体戦準決勝でも対戦しており、そのときも赤江がゲームオールを制して勝利していた。2戦とも激しく競る試合であったが、赤江が踏ん張り2つの勝利を勝ち取った。
また、カデット女子ダブルスでは韓国のLEE Yeonhuiとペアを組み優勝。プエルトリコ選手と組んだ混合ダブルスはベスト8に終わったものの、見事個人戦2冠を達成した。
松島輝空、競り負け惜しくも3位
写真:松島輝空(木下グループ)/提供:ittfworld
カデット男子シングルス第1シードの松島輝空(木下グループ)は、準決勝でルーマニアの選手にゲームオールの末敗れ、優勝とはならなかった。1-3と先手を取られる苦しい展開であったが、デュースを勝ち取り最終ゲームへ。最終ゲームも競り合いであったが、あと一歩届かなかった。その後の3位決定戦では、相手を圧倒しストレートで勝利を収め、3位となった。
松島は、混合ダブルスこそ初戦敗退するも、カデット男子ダブルスではイランの選手とペアを組み優勝した。今大会通して、松島はカデット男子団体、カデット男子ダブルスの2つを制し、赤江と同じく2冠を達成した。
>>松島輝空カデット男子優勝、小塩遥菜3冠 ジュニアサーキット香港OP全日程終了
カデット男子シングルス 結果
準決勝
松島輝空 3-4 ◯MOVILEANU Darius(ルーマニア)
3位決定戦
◯松島輝空 3-0 CHIRITA Iulian(ルーマニア)
カデット女子シングルス 結果
準決勝
◯赤江夏星 4-1 GODA Hana(エジプト)
決勝
◯赤江夏星 4-2 ZAHARIA Elena(ルーマニア)
カデット男子ダブルス 結果
決勝
◯松島輝空/SHAMS Navid(イラン) 3-2 CHIRITA Iulian/QUEK Yong Izaac(ルーマニア/シンガポール)
カデット女子ダブルス 結果
決勝
◯赤江夏星/LEE Yeonhui(韓国) 3-1 VORONINA Vlada/ZAHARIA Elena(ロシア/ルーマニア)