文:ラリーズ編集部
<JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会 2019年11月6日~11月10日>
7日、JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会は予選リーグを終え、決勝トーナメントの組み合わせが抽選によって決定。グループBを2位で通過した日本男子代表の準々決勝の相手は、グループCを首位通過したドイツに決まった。日本対ドイツの試合は7日19時半に開始予定だ。
また、同時刻に行われる準々決勝では中国とアメリカが対戦する。日本が準々決勝を勝ち抜いた場合、次の準決勝ではこの試合の勝者と対戦する。
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欧州王者、ドイツに挑む
写真:フランチスカ(左)/ボル(ドイツ)/提供:ittfworld
ドイツはヨーロッパ随一の強豪国。2018年世界選手権では準優勝。そして、9月のヨーロッパ選手権では全試合3-0で勝利し、優勝を果たした。今大会のメンバーは世界ランク8位のティモ・ボル、同12位のドミトリ・オフチャロフ、同16位のパトリック・フランチスカの3選手。ヨーロッパチャンピオンに輝いた時と同じ顔ぶれだ。
日本とドイツの対戦はリオ五輪以来。準決勝で日本がドイツを下し、銀メダルを決めた試合だ。
日本男子 予選での悔しさを晴らしベスト4なるか
写真:張本智和/撮影:ラリーズ編集部
予選リーグではイングランドに1-3に敗れ、2位通過となった日本男子代表。
注目はエース格としての活躍が期待される張本智和(木下グループ)。イングランド戦では相手のエース、ピッチフォードに惜しくも敗れた。しかし、次のオーストリア戦では気持ちを切り替え、2試合で3-0の快勝を挙げる活躍を見せた。ドイツ戦にむけて、張本の調子は上向きだ。
また、団体戦のトップであるダブルスが勝負のカギを握る。ドイツ戦もこれまで通り丹羽孝希(スヴェンソン)/吉村真晴(名古屋ダイハツ)の起用が予想される。リオ五輪のドイツ戦では同ペアが勝利を挙げ、日本の勝利に貢献した。この後のドイツ戦、丹羽/吉村ペアが日本を勝利へ導くか。
ベスト4をかけた準々決勝はこの後すぐ、19時半より始まる。
男子準々決勝 日本VSドイツ
丹羽孝希/吉村真晴 – パトリック・フランチスカ/ティモ・ボル
張本智和 – ドミトリ・オフチャロフ
吉村真晴 – ティモ・ボル
張本智和 – パトリック・フランチスカ
丹羽孝希 – ドミトリ・オフチャロフ