張本智和、ドイツのカットマン下す 次戦はチームW杯の再戦に<卓球・オーストリアオープン 男子単> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)
張本智和、ドイツのカットマン下す 次戦はチームW杯の再戦に<卓球・オーストリアオープン 男子単>

写真:スウェーデンオープンの張本智和(木下グループ)/提供:ittfworld

大会報道 張本智和、ドイツのカットマン下す 次戦はチームW杯の再戦に<卓球・オーストリアオープン 男子単>

2019.11.15

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・オーストリアオープン 2019年11月12日~11月17日>

15日、オーストリアオープン・男子シングルス1回戦で張本智和(木下グループ)がルーウェン・フィルス(ドイツ)と対戦した。結果は4-1で張本が勝利し、2回戦進出を決めた。

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張本、フィルスの粘りに落ち着いて対応

フィルス
写真:タイオープンでのフィルス/提供:ittfworld

張本の対戦相手は、ドイツのカットマン・フィルス。バック面の変化の大きいカットに加え、フォアでのドライブでの攻撃も特徴的な選手だ。

1ゲーム目から張本の強烈なドライブに対し、カットや後ろに下がってのロビングでしのぎ続けるフィルス。張本は巻き込みサーブも用いながら、チャンスボールを落ち着いて打ち抜き11-6で先取した。

2ゲーム目はフィルスの粘りに加え、バック面でのレシーブのコースが厳しく、張本はミスを誘われる。時折混ぜる攻撃にも苦戦し、9-11でゲームカウントは1-1の振出しに戻った。

3ゲーム目、フィルスの攻撃に加えて、サーブにも苦しむ張本。競り合いとなり、10-9リードで張本がタイムアウトを選択する。ここが勝負と見た張本はタイムアウト明けの1点をしっかり奪い、ゲームカウント2-1とリードした。

4ゲーム目も変わらず接戦となるが、10-9から渾身のカウンターでフィルスを打ち抜き、2回戦進出に王手をかける。5ゲーム目も張本が打ち勝ち、ゲームカウント4-1で2回戦進出を決めた。

勝利した張本は、次戦ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)と対戦する。チームワールドカップでは張本が3-1で勝利しているが、今回の試合の行方にも注目だ。

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詳細スコア

〇張本智和 4-1 ルーウェン・フィルス(ドイツ)
11-6/9-11/11-9/11-9/11-6

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