カットマンにおすすめのラバーと練習方法を徹底解説 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:カットマンとして世界で活躍する佐藤瞳(ミキハウス)/提供:ittfworld

卓球技術・コツ カットマンにおすすめのラバーと練習方法を徹底解説

2021.01.01 文:ラリーズ編集部

現代卓球において、多くの選手は自分の戦型として、ドライブマンを選択する事が多いです。攻撃重視のドライブマンに対して、カットマンは守備重視の戦型です。

ただし、現代のカットマンは攻撃のテクニックの習得も必要不可欠であり、カットマンで試合に勝利するためにはたゆまぬ努力が必要です。今回は、カットマンの特徴やカットマンの練習方法、カットマンの戦い方などについてご紹介します。

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カットマンとは

カットマンの試合中のプレースタイルは、サーブを打つとすぐに後ろに下がって相手の放つ打球に対して下回転をかけたボール(カット)をひたすら返して相手のミスを誘うというものです。

また、台に近づいた際にはツッツキを放ち、対戦相手とラリーを繰り広げることもあります。そんなカットマンには、どんなに左右に揺さぶられたとしてもバランスを保てる優れたボディバランスと、強靭な足腰によるフットワークが必要とされます。

しかし、強力なラバーの登場やそんなラバーを使用してボールに強力な回転をかけて攻めるドライブマンが多くなった現代では、このような守備重視のドライブマンの数は減少しています。現代のカットマンには、カットだけでなく相手のミスに乗じて攻撃に転ずるプレースタイルが要求されます。そのため、現代でカットマンを目指すのであれば、守備技術だけでなく攻撃技術の習得も必要不可欠です。

カットマンに最適なラバーとは

フォア面、バック面の両方に裏ソフトラバーを使う英田理志/写真:伊藤圭

現代のカットマンは主にフォア面に裏ソフトラバーを貼り、バック面には粒高ラバーを貼る選手が多い傾向にあります。これはボールに回転のかけやすい裏ソフトラバーと、相手の放ったボールの回転とは逆回転をかけて打ち返せる粒高ラバーの組み合わせによりボールに変化をつけ、相手のミスを誘発するためです。

他にも、表と裏の両面に裏ソフトラバーを貼り付けるカットマンの選手も増加しています。これは上述した通り、現代卓球のカットマンはカットだけでなく攻撃も行わなければならず、強力なドライブを放ちやすい裏ソフトラバーが適しているためです。

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カットマンに向いている人の特徴

足腰がしっかりとしており、どんなボールも拾おうとする強い意思のある人は、カットマンに向いているといえます。相手の放つどんなボールも拾って打ち返し、相手のミスを誘わなければならないため、強靭な足腰によるフットワークはカットマンにとって必要不可欠です。

また、どんなに厳しいコースに打たれたとしても諦めずにボールを拾おうとする強い精神も、フットワークと同じくらいカットマンにとって大切です。これらふたつに加えて、攻守両方を極めてみたいと意気込める人ならば、現代のカットマンに適しているといえます。

カットマンの練習方法

カットマンの練習は、基本的なカットの技術だけでなく、ドライブやツッツキ、スマッシュなど多岐にわたります。どの練習をする場合にも、カットマンの基本の立ち方を意識しましょう。カットマンは基本的に、足の形は右足と左足が平行になるようにして立ちます。

カットは打球時にボールの裏を切るように打つことでボールに下回転をかけるため、まずはこの打ち方を習得する必要があります。そのためには、相手のボールにかかっている回転をしっかりと見極められるようになることが大切です。この見極めが甘いと、カットでミスを連発してしまいます。

ドライブやツッツキ、スマッシュは、練習相手にボールを出してもらい、それをひたすら打ち返す練習方法が最適です。

カットのコツ

カットマンは、「切るカット」と「切らないカット」の二種類のカットを習得する必要があります。切るカットのコツは、ヒジの角度をおよそ直角にして、重心をボールに乗せるように手首を使って素早くラケットを切ることです。逆に、切らないカットのコツは手首を使わずにゆっくりとラケットを振ります。

このふたつのカットを習得すれば、試合中にカットに変化をつけることもできるようになり、相手のミスを誘いやすくなります。

カットマンの戦略

試合での戦略の一例として、カットマンの選手は、第一セットではひたすらカットに徹して、相手のカットをさばく技術の巧拙を見極めましょう。そして相手がある程度カットさばきが上手であれば、相手のミスを誘うようにカットに少しずつ変化をつけていきます。

反対に、相手のカットの技術が拙いのであれば、無理に変化を加えずにカットを打ち続けてミスを誘いましょう。ただし、試合中にカットだけ打ち続けていると、どんなに相手のカットさばきが不慣れだったとしても、相手もカットの処理に段々と慣れていきます。

そこで、カットだけでなく時折ドライブなどを混ぜて攻撃に転じることで、カット打ちに慣れてしまった相手のミスを誘うことができます。また、相手のミスを誘うだけでなく、相手に「いつ攻撃をしてくるのか?」といったプレッシャーを与えることもできます。試合中に対戦相手を動揺させることができれば、理想的な試合運びをすることも可能です。

カットマンにおすすめのラバー7選

裏ソフト:『キョウヒョウNEO3』(Nittaku)

世界で活躍するカットマン、特に女子選手に使用されているのがこの『キョウヒョウNEO3』です。粘着を活かした鋭いカットの切れ味と、攻撃時の圧倒的な威力が好まれています。

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裏ソフト:『VS>401』(VICTAS)

日本におけるカットマンのレジェンド、松下浩二氏が開発に携わったカットマン用裏ソフトラバーが『VS>401』です。微粘着シートのおかげで安定したカットの切れ味と攻撃力を持っています。

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表ソフト:『ドナックル』(Nittaku)

カットマンが好むのは変化系表ソフトですが、この『ドナックル』はより粒高に近い形状となっています。カットでは粒高のように、しかし攻撃時には表ソフトらしさを発揮することができます。

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表ソフト:『スピンピップス D3』(VICTAS)

かつてTSPで発売されていたカットマン用表ソフト『スーパースピンピップス チョップスポンジ』を改良したのが、『スピンピップス D3』です。反発が少ないため、カット時も安心して振り切ることができます。

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粒高:『フェイントロング3』(BUTTERFLY)

粒高ラバーの中でも、粒が細長く高いため大きな変化を生むことができるのが『フェイントロング3』です。相手の回転を最大限利用したいカットマンにおすすめです。

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粒高:『グラスディーテックス』(TIBHAR)

粒高ラバーの中でも異端と言われているのが、この『グラスディーテックス』です。テンション効果が内蔵されているため、通常の粒高ラバーとは異なった変化が起こり、相手にとっては非常に取りづらいボールが飛んでいきます。

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粒高:『バーティカル20』(STIGA)

カットマンの中でも特に安定感を求める選手におすすめなのが『バーティカル20』です。相手の攻撃を抑えやすい縦目のツブ形状で、低いカットを量産することができます。

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カットで有利な試合展開をしよう

カットマンは相手がミスをするまで、相手の放った球をひたすらカットで返していく戦型です。現代のカットマンは時折攻撃に転じることも必要であるため、カットの技術だけでなくドライブやスマッシュといった攻めの技術の習得も必要不可欠です。カットだけでなくドライブを織り交ぜて相手にプレッシャーを与えることができるため、テクニックの豊富なカットマンは試合を支配することもできます。

相手のどんなボールもひたすら返して、点をもぎ取るカットマン。足腰に自信のある方は、目指してみてはいかがでしょうか。

カットマンの攻略法記事で狙われやすい戦術も確認

>>【頭で勝つ!卓球戦術】戦型別攻略法!~対カットマン基本戦術編~
>>【頭で勝つ!卓球戦術】戦型別攻略法!~対攻撃型カットマン編~
>>【頭で勝つ!卓球戦術】カットマン攻略法 ~絶対にミスをしないカット打ち~

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