伊藤美誠、異質ラバー対決制し2回戦へ<卓球・オーストリアオープン 女子単> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)
伊藤美誠、異質ラバー対決制し2回戦へ<卓球・オーストリアオープン 女子単>

写真:チームワールドカップでの伊藤美誠(スターツ)/提供:ittfworld

大会報道 伊藤美誠、異質ラバー対決制し2回戦へ<卓球・オーストリアオープン 女子単>

2019.11.15

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・オーストリアオープン 2019年11月12日~11月17日>

15日、オーストリアオープン・女子シングルス決勝トーナメント1回戦で伊藤美誠(スターツ)がヤン・シャオシン(モナコ)と対戦した。結果は4-0で伊藤に軍配が上がり、伊藤は2回戦へと駒を進めた。

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伊藤、貫禄のストレート勝ち

ヤンは中国出身のベテランで、2014年のクロアチアオープン、2016年のチェコオープンで優勝するなど国際大会での実績がある。今年のドイツオープンでは、バック面の粒高ラバーを駆使し石川佳純(全農)を破っている実力者だ。ヤンは、ドイツオープンで石川を破ったあとに伊藤と対戦し、その際は伊藤が勝利している。

伊藤は表ソフトラバー、ヤンは粒高ラバーとお互いバック面に異質ラバーを使用する。そのため、伊藤はヤンのフォア前に、ヤンは伊藤のフォアミドルからフォアにかけてサーブを出し、バック面での変化をつけさせないプレーを見せる。

1~3ゲームの接戦をものにした伊藤が、最後はフォア前への巻き込みサーブでサービスエースを奪い、4-0のストレートで勝利を収めた。

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詳細スコア

〇伊藤美誠 4-0 ヤン・シャオシン(モナコ)
11-9/14-12/12-10/11-5