日本のトップ選手多数参戦 優勝狙う<卓球・ノースアメリカンオープン見どころ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:チームワールドカップでの平野美宇/提供:ittfworld

大会報道 日本のトップ選手多数参戦 優勝狙う<卓球・ノースアメリカンオープン見どころ>

2019.12.03

文:ラリーズ編集部

<ITTFチャレンジプラス・ノースアメリカンオープン 2019年12月4日~12月8日>

ITTFチャレンジプラスのノースアメリカンオープンが13日から開幕する。獲得ポイントの少ない大会ではあるものの、五輪代表レース最後の追い込みということもあり、日本からは石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)といったトップ選手が参戦する。他国の世界ランキング上位の選手の参加は少ないため、日本勢の躍進が期待される。今回は男女の試合の見どころをそれぞれ紹介する。

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男子見どころ


写真:オーストリアオープンでの吉村真晴/提供:ittfworld

男子では吉村真晴(名古屋ダイハツ)が第5シードを獲得しており、上位進出を狙う。チャレンジシリーズ参戦は初めてとなる吉村、相手選手が挑戦してくるという構図になる試合が多くなると予想されるが、受け身にならずに持ち味を出し切れるかが鍵となる。

他国の選手では、エマニュエル・ルベッソン(フランス)に注目したい。先月のITTFチャレンジ・ベラルーシオープンでは宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)を決勝で破り、優勝を果たしている。先手を取ったときのドライブ速攻が非常に強力で、勢いに乗らせると非常に怖い選手だ。

他にも世界ランキングこそ高くはないものの、各国の強豪選手が多数参加している。吉村がどう立ち向かってくか、注目だ。

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女子見どころ


写真:オーストリアオープンでの石川佳純/提供:ittfworld

日本からは石川、平野、加藤美優(日本ペイントホールディングス)、早田ひな(日本生命)、佐藤瞳、芝田沙季、橋本帆乃香、塩見真希(4選手ともミキハウス)の8選手がエントリーしている。

注目すべきはやはり石川と平野の五輪代表シングルス争いだろう。グランドファイナルを残した状態で、少しでも有利な位置につけるため、どちらにとっても絶対に優勝を手にしたいはずだ。しかし、第8シードまでのうち7つを日本選手が確保しており、中国選手も予選から参戦する。石川と平野にとっても、決勝まで簡単な道のりではないだろう。図らずも日本のトップ選手が集うハイレベルな大会となった今大会、栄冠を掴むのは誰なのか。

また、塩見真希はU21シングルスにもエントリーしている。さらなるランクアップを目指す塩見、パラグアイオープン以来の優勝となるか、こちらも注目だ。

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