文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアーグランドファイナル 2019年12月12日~12月15日>
15日、ITTFグランドファイナルの女子ダブルス決勝に日本の長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)/木原美悠(JOCエリートアカデミー)ペアが登場。韓国の田志希(チョンジヒ)/梁夏銀(ヤンハウン)ペアに3ー0で勝利し、昨年の伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)ペアに続く日本勢連覇を果たした。
17歳の長﨑と15歳の木原は、11月のオーストリアオープン、12月の世界ジュニアに続く国際大会でのダブルス優勝。本大会準決勝では、今年の世界選手権優勝の中国・孫穎莎(スンイーシャ)/王曼昱(ワンマンユ)を下す金星を挙げるなど破竹の勢いを見せている。
決勝では10月のドイツオープン決勝で敗れていた韓国ペアを圧倒し、充実した戦いぶりを見せた。
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日本ペア、10月に敗れていた韓国ペアを圧倒
写真:長﨑美柚(右)・木原美悠/撮影:ラリーズ編集部
1ゲーム目は韓国にリードされる苦しい展開ながらも8-9から木原がバックハンド、フォアハンドでのカウンターを2本連続で決めて10-9と先にゲームポイントを握る。その後デュースに追いつかれるも、長﨑が思い切りの良いロングサーブでサービスエースを取るとそのまま12-10でゲームを先取する。
第2ゲーム、第3ゲームも長崎の要所でのロングサーブなどで勢いを維持し韓国ペアを圧倒。ストレート勝ちであっさり優勝を決めた。
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詳細スコア
長崎美柚/木原美悠 3-0 田志希/梁夏銀(韓国)
12-10/11-6/11-6