Tリーガー・ピッチフォード、初の決勝へ 世界ランク1位破る金星<卓球・カタールオープン> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:リアム・ピッチフォード(イングランド)/提供:ittfworld

国際大会 Tリーガー・ピッチフォード、初の決勝へ 世界ランク1位破る金星<卓球・カタールオープン>

2020.03.08 文:ラリーズ編集部

カタールオープンは、8日に大会最終日を迎え、男子シングルス準決勝が行われた。男子シングルスではTリーグ・T.T彩たまでも活躍するリアム・ピッチフォード(イングランド)が、世界ランキング1位の許昕(シュシン・中国)をゲームカウント4-2で破る金星をあげ、イングランド初となるプラチナ大会決勝戦へと駒を進めた。

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ピッチフォード、帝国の最強左腕を破り自身初の決勝へ


写真:世界1位を破る金星をあげたリアム・ピッチフォード(イングランド)/提供:ittfworld

3月1日まで行われていたイングランド選手権で頂点に立ったピッチフォード。今大会は、2回戦でブラディミル・サムソノフ(ベラルーシ)を下し勢いに乗ると、準々決勝では、琉球アスティーダでプレーする荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)とのTリーガー対決を圧倒し、準決勝へと勝ち上がってきた。

試合は、序盤からカットブロックや回転力のあるループドライブで許昕がリードを奪う。ピッチフォードも得意のクロスへのバックドライブで得点を狙うも、許昕は驚異的な反応で返球し、第1ゲームを11-3で奪った。

第2ゲーム、ピッチフォードがチキータから早い打点のドライブで得点を重ね、反撃に出る。許昕も5-8の場面では、ピッチフォードのスマッシュを、ロビングで何本も凌ぐというスーパープレーをみせを追いすがるも、慌てずにフォアを振り抜いたピッチフォードがゲームカウントをタイに戻した。

序盤の硬さが取れたピッチフォードは、第3ゲームも迫力あるドライブを披露。特に台から少し出るボールを送り、許昕に持ち上げさせそれをカウンターで狙う展開を効果的に用いたピッチフォードが、競り合いながらもこのゲームを11-9で奪い、ガッツポーズを見せた。

第4ゲームは一転して許昕のペースに。無理をしないプレーでピッチフォードのミスを誘い、要所で強烈なフォアドライブを打ち込んだ。


写真:ピッチフォードの豪打の前に敗れた許昕(中国)/ 提供:ittfworld

第5ゲームから、試合は両選手好プレーを連発し、白熱の展開に。6-6では許昕が飛びつきながらのフォアドライブを決めると、8-6ではピッチフォードがフォアのシュートカウンターを炸裂させる。13-14とゲームポイントを奪ったピッチフォードはここでタイムアウトをとると、次のポイントで許昕のバックハンドミスを誘いこのゲームを奪取。帝国の最強左腕を追い詰めた。

第6ゲームも一進一退の攻防が続く。ピッチフォードのボールにバックのカウンターが合わなくなった許昕だが、このゲームは回り込んでフォアで処理する対応をみせ、挽回を図る。しかし、輝いたのが、ピッチフォード得意のクロスへのバックハンド。驚異のフットワークを誇る許昕も届かない厳しいコースにバックドライブを打ち込み、世界ランク1位を破る金星をあげた。

ピッチフォードは自身、そしてイングランド初となるプラチナ大会決勝戦へ進出。決勝の相手は世界ランク2位の樊振東(ファンジエンドン・中国)だ。

イングランドのエース・ピッチフォードが稀代の下剋上を成し遂げるのか、男子シングルス決勝戦からも目が離せない。

詳細スコア

許昕(中国) 2-4 ○リアム・ピッチフォード(イングランド)
11-3/7-11/9-11/11-6/13-15/9-11

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男子ランキング
2020.08.11
世界
日本
1
樊振東(中国)
17915 pt
2
許キン(中国)
17260 pt
3
馬龍 (中国)
15525 pt
1
張本智和(日本)
13245 pt
2
丹羽孝希(日本)
9570 pt
3
水谷隼(日本)
9045 pt
女子ランキング
2020.08.11
世界
日本
1
陳夢 (中国)
17915 pt
2
伊藤美誠(日本)
15440 pt
3
孫穎莎 (中国)
15165 pt
1
伊藤美誠(日本)
15440 pt
2
石川佳純(日本)
11100 pt
3
平野美宇(日本)
10815 pt