Tリーガー・ピッチフォード 英代表初のプラチナ大会4強入り<卓球・カタールオープン> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:4強進出を決めたリアム・ピッチフォード/提供:ittfworld

大会報道 Tリーガー・ピッチフォード 英代表初のプラチナ大会4強入り<卓球・カタールオープン>

2020.03.08

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアープラチナ・カタールオープン 2020年3月2日~3月8日>

カタールOPは現地時間8日に最終日を迎える。男子シングルスではTリーグ、T.T彩たまでも活躍したリアム・ピッチフォード(イングランド)が中国勢以外で唯一の4強入りを決め、8日の準決勝に臨む。

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準々決勝で荘智淵をストレートで下す

3月1日まで行われていたイングランド選手権で頂点に輝いたピッチフォード。過密日程のなか参戦したカタールオープンだったが、1回戦でアルバーロ・ロブレス(スペイン)、2回戦でブラディミル・サムソノフ(ベラルーシ)を下して準々決勝進出を決めた。


写真:カタールOPベスト8の荘智淵/提供:ittfworld

7日の準々決勝、ピッチフォードは同じくTリーグの琉球に所属する荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)と対戦した。荘は今大会、1回戦で張本智和、2回戦で宇田幸矢と日本選手を連破して勝ち上がってきた38歳だ。

このTリーガー対決は、イングランド王者が圧倒した。接戦となった第1ゲームを14-12で奪い取ったピッチフォードは、続くゲームは主導権を渡さなかった。ゲームカウント4-0で荘を破り、準決勝進出を果たした。

プラチナ大会での4強はイングランド初


写真:リアム・ピッチフォード/提供:ittfworld

ピッチフォードはワールドツアープラチナ大会では自身初のベスト4進出を決めた。これはイングランド代表としても初めての快挙だ。また、ワールドツアー全体としてもピッチフォードのベスト4進出は18年のオーストリアOP以来だ。

8日の準決勝では世界ランキング1位の許昕(シュシン・中国)に挑む。チームメイトのポール・ドリンコール(イングランド)と組んだ男子ダブルスでは準優勝に輝き、波に乗るピッチフォード。世界ランク1位の強敵を破って決勝の大舞台へ立つことができるか。注目の準決勝は日本時間8日の16時50分開始予定だ。

詳細スコア

男子シングルス準々決勝

○リアム・ピッチフォード(イングランド) 4-0 荘智淵(チャイニーズタイペイ)
14-12/11-8/11-5/11-7

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