文:ラリーズ編集部
<ITTFファイナル 11月19日~22日 中国・鄭州>
20日、ITTFファイナルは大会2日目を迎え、伊藤美誠(最新世界ランキング2位・スターツ)が杜凱琹(同15位・中国香港)をゲームカウント4-1で下し、準々決勝へ駒を進めた。
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中9日で女子W杯3位の伊藤が登場
男女各16選手によるトーナメントが行われるITTFファイナルは、各国のトップ選手のみが参戦しており、ハイレベル。初日の19日では張本智和(木下グループ)、石川佳純(全農)含む日本勢4選手が初戦で姿を消していた。
11月8~10日で行われた女子ワールドカップで3位に入賞した伊藤は、中9日での試合となった。
写真:杜凱琹(中国香港)/提供:ittfworld
対戦相手は中国香港のエース・杜凱琹。ジュニア時代から中国香港を支えてきた24歳の杜凱琹は、Tリーグ・木下アビエル神奈川にファーストシーズンから参戦しており、日本でも馴染みのある選手だ。
直近では19年3月のカタールOPで対戦し、その時は伊藤が4-0で勝利している。
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伊藤と杜凱琹の対決
試合は、YGサーブにチキータ、中陣からのドライブと男子のような卓球を見せる杜凱琹に対し、伊藤は前陣でのスマッシュや多彩なバリエーションのサービスといったオリジナルな卓球で対抗する展開で進んだ。
写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:ittfworld
デュースにもつれこんだ第1ゲームは伊藤が先取した。伊藤は、第2ゲームこそ落としたものの、杜凱琹のドライブに対し調整完了と言わんばかりに鋭いカウンタースマッシュを連発する。
そのまま第3ゲーム以降を3連取し、ゲームカウント4-1で準々決勝進出を決めた。
勝利した伊藤は、20日20時50分(日本時間)から王藝迪(ワンイーディ・同12位・中国)との対戦が予定されている。伊藤は王藝迪に対して通算1勝3敗と負け越しているが、どのような戦いになるか注目だ。
試合結果
〇伊藤美誠 4-1 杜凱琹(中国香港)
13-11/6-11/11-6/11-5/11-6