【卓球】世界選手権代表の佐藤、早田、平野が準決勝進出<オマーンOP> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:平野美宇(日本生命)/提供:ittfworld

大会報道 【卓球】世界選手権代表の佐藤、早田、平野が準決勝進出<オマーンOP>

2019.03.24

文:ラリーズ編集部

<ITTFチャレンジ・プラス オマーンオープン(マスカット) 2019年3月20日~3月24日>

23日、オマーンOPの女子シングルスでは、佐藤瞳(3月世界ランキング12位・21歳)=ミキハウス=、早田ひな(同37位・18歳)=日本生命=、平野美宇(同9位・18歳)=日本生命=の3選手が勝ち上がり、最終日24日の準決勝に進んだ。

佐藤は順当に勝ち上がった準決勝で、タイのエース、サウェータブット・スターシニー (同32位・24歳)との対戦となった。一時1-2とリードされたが第4ゲームは11-0で奪い、そのまま逆転した。早田はトーナメント2回戦で芝田沙季(同14位・21歳)=ミキハウス=との日本人対決を制すると、準々決勝ではベルナデッタ・スッチ (同21位・24歳)=ルーマニア=を4-0で一蹴した。平野は2回戦で塩見真希(同80位・18歳)=四天王寺高校=に4-1で勝利すると、準々決勝ではベテランのビクトリア・パブロビッチ (同111位・40歳)=ベラルーシ=に完勝をおさめ、ベスト4進出を決めた。

24日の準決勝では早田と平野が対戦する組み合わせに。佐藤の相手は、鄭怡静(同8位・27歳)=チャイニーズタイペイ=だ。鄭は準々決勝で橋本帆乃香(同25位・20歳)=ミキハウス=との接戦を制して勝ち上がっている。佐藤はチームメイトで、同じカットマンである橋本の“敵討ち”を目指す。

U21女子シングルスでは大藤が完全優勝

U21女子シングルスで決勝に進出した大藤沙月は、決勝でインドの選手に完勝。初戦から決勝まで1ゲームも落とさない完全優勝を果たした。

また、女子ダブルスでは橋本帆乃香/佐藤瞳と大藤沙月(同55位・14歳)=ミキハウスJSC=/芝田沙季の2組が勝ち残り、24日の決勝は日本人ペア対決となった。一方の男子ダブルスでは神巧也(同314位・26歳)=T.T彩たま=/及川瑞基(同77位・21歳)=専修大学=ペアが準決勝まで勝ち残ったが、チャイニーズタイペイのリョウ・シンテイ (同63位・23歳)/林イン儒 (同26位・17歳)ペアに0-3で敗れた。すべてのゲームでデュースにもつれる接戦となったが、いずれも奪いきることができなかった。

オマーンOP4日目 日本選手の結果

<女子シングルス2回戦>
○橋本帆乃香 4-0 大藤沙月
11-6/11-6/11-5/11-3

○佐藤瞳 4-2 TRIGOLOS Daria(ベラルーシ)
11-9/11-6/5-11/9-11/12-10/11-4

森さくら 1-4 ○ベルナデッタ・スッチ(ルーマニア)
5-11/4-11/11-7/6-11/7-11

○平野美宇 4-1 塩見真希
11-6/11-9/11-4/7-11/11-4

○早田ひな 4-1 芝田沙季
10-12/11-6/14-12/11-9/11-7

<女子シングルス準々決勝>
○早田ひな 4-0 ベルナデッタ・スッチ(ルーマニア)
11-6/11-6/11-3/11-7

○平野美宇 4-0 ビクトリア・パブロビッチ(ベラルーシ)
11-2/11-3/11-6/11-4

橋本帆乃香 3-4 ○鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
11-3/12-14/11-4/11-5/9-11/7-11/8-11

○佐藤瞳 4-2 サウェータブット・スターシニー(タイ)
11-2/8-11/9-11/11-0/11-1/11-8