文:ラリーズ編集部
<2019世界卓球選手権大会・個人戦(ハンガリー・ブダペスト) 2019年4月21日~4月28日>
24日、世界選手権の男子シングルス3回戦が行われ、張本智和(4月度世界ランキング4位・15歳)=木下グループ=がフレイタス(同26位・31歳)=ポルトガル=を下し、16強入りを決めた。
張本はこれまで勝ったことがないフレイタスに対し、序盤から気合十分。相手の得意とするYGサーブをものともせず、チキータを振り切り、第1ゲームを先取した。
張本の高速卓球に対して、リーチを活かしながら台から下がって時間を作るフレイタス。張本はこの作戦に少し苦戦したが、タイムアウトを使いながらデュースでゲームを連取した。
これで流れをつかんだ張本は続く第3ゲームも落ち着いた試合運びでフレイタスを寄せ付けず。11-7でゲームを奪うと、第4ゲームも完璧な形で相手を封じ込め、1度も勝ったことがない相手に対し、ストレートで勝利を収めた。
試合のスコア
<男子シングルス 3回戦>
張本智和 4-0 フレイタス(ポルトガル)
11-8/14-12/11-7/11-7