文:ラリーズ編集部
<2019世界卓球選手権大会・個人戦(ハンガリー・ブダペスト) 2019年4月21日~4月28日>
24日、世界選手権の女子シングルス3回戦が行われ、石川佳純(4月度世界ランキング6位・26歳)=全農=がリー・チャン(同40位・32歳)=ポーランド=を4-0で下し、4回戦進出を決めた。
リーはベテランのカットマンの選手だが、石川はお構いなし。第1ゲームから積極的な攻撃が決まり、11-7で石川が先制した。
続く第2ゲームは守っていては勝てないと考えたリーが積極的な攻撃を仕掛ける。1-8と大きくビハインドを背負ったが、国際大会慣れしている石川は冷静に対応。ここから追いつき、14-12でゲームを連取した。
第2ゲームの逆転奪取で流れをつかんだ石川が第3ゲームは11-3と圧倒。勢いそのままに続くゲームも奪いきり、ストレートで勝利を決めた。
完璧なカット打ちで4回戦進出を決めた石川。メダル確定まであと2勝と迫った。
試合のスコア
<女子シングルス 3回戦>
石川佳純 4-0 リー・チャン(ポーランド)
11-7/14-12/11-3/11-4