T2ダイヤモンド第1回大会出場選手が決定 日本からは張本・伊藤ら男女7名 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:ジャパンOPでの張本智和(左・木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)/提供:ittfworld

大会報道 T2ダイヤモンド第1回大会出場選手が決定 日本からは張本・伊藤ら男女7名

2019.06.25

文:ラリーズ編集部

<T2ダイヤモンド 2019年7月18日~7月21日>

24日、T2ダイヤモンドの第1回大会に出場する男女16名ずつの選手が決定した。T2ダイヤモンドとは、2017年に開催されたT2アジア太平洋リーグ(T2APAC)のシーズン2として行われる大会で、2019年は、第1回が7月18日~21日(マレーシア)、第2回が9月26日~29日(中国)、第3回が11月21日~24日(シンガポール)と3大会が実施される。

7月の第1回大会には、中国オープン後のワールドツアースタンディング(2019年のワールドツアーでの成績をポイント化したもの)上位15人と開催地推薦枠1人が出場できることとなっていた。

男子では、上位15名に入っていたティモ・ボル(6月世界ランキング6位・ドイツ)が開催地推薦枠での出場となった。そのため、ワールドツアースタンディング15位で並んでいた丹羽孝希(同13位・スヴェンソン)、ドミトリ・オフチャロフ(同12位・ドイツ)の両者の出場が決定。

また、女子では上位15名に入っていた中国の陳幸同(同19位)、王藝迪(同46位)、何卓佳(同21位)が出場せず、代わりにソフィア・ポルカノバ(同22位・オーストリア)、石川佳純(同6位・全農)、加藤美優(同20位・日本ペイントホールディグス)が出場することとなった。開催地推薦枠には、ベルナデッテ・スッチ(同16位・ルーマニア)が選ばれた。

T2ダイヤモンドは、出場した全選手に世界ランキングのポイントが与えられるため、2020年の東京五輪の出場枠争いに非常に重要な意味を持つ。出場する選手は以下の通り。

男子出場選手

馬龍(同5位・中国)
林高遠(同2位・中国)
許昕(同3位・中国)
張本智和(同4位・木下グループ)
マティアス・ファルク(同9位・スウェーデン)
梁靖崑(同7位・中国)
樊振東(同1位・中国)
水谷隼(同14位・木下グループ)
黄鎮廷(同17位・中国香港)
林昀儒(同20位・チャイニーズタイペイ)
王楚欽(同107位・中国)
パトリック・フランチスカ(同16位・ドイツ)
ヒューゴ・カルデラノ(同8位・ブラジル)
丹羽孝希(同13位・スヴェンソン)
ドミトリ・オフチャロフ(同12位・ドイツ)
ティモ・ボル(同6位・ドイツ)

女子出場選手

王曼昱(同5位・中国)
陳夢(同1位・中国)
劉詩文(同2位・中国)
朱雨玲(同4位・中国)
丁寧(同3位・中国)
伊藤美誠(同7位・スターツ)
孫穎莎(同18位・中国)
馮天薇(同12位・シンガポール)
鄭怡静(同8位・チャイニーズタイペイ)
平野美宇(同9位・日本生命)
陳思羽(同24位・チャイニーズタイペイ)
杜凱琹(同11位・中国香港)
ソフィア・ポルカノバ(同22位・オーストリア)
石川佳純(同6位・全農)
加藤美優(同20位・日本ペイントホールディグス)
ベルナデッテ・スッチ(同16位・ルーマニア)

T2ダイヤモンドのルール

2017年のT2APECでは、日本から水谷隼・張本智和・木原美悠・早田ひなが参戦。1試合24分の時間制限などの独自ルールや革新的なカメラワークで「卓球の魅せ方」を追求したリーグとなっていた。

今回のT2ダイヤモンドも、独自のルールで行われる。主なルールは以下の通り。
・7ゲームスマッチの4ゲーム先取
・10対10になっても2点差がつくまでは行わず、11点を先に取った方がそのゲームを取る
・試合時間が24分を越えた場合、それ以降のゲームは5点先取となり、どちらかが4ゲームを先取するまで行う

通常の試合とは異なり、時間制限や5点先取のゲームなど試合時間を意識したルールが制定されており、選手たちはこれらの独自ルールにも対応する必要がある。

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