文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアープラチナ・カタールオープン 2020年3月2日~3月8日>
5日、カタールオープンは3日目を迎え、女子シングルス1回戦で石川佳純(全農)が加藤美優(日本ペイントホールディングス)をゲームカウント4-1で下し、2回戦進出を決めた。
>>石川佳純の妹・梨良率いた青学女子卓球部 38季ぶりリーグ優勝への軌跡
ポルトガルオープン準決勝の再戦に
写真:加藤美優/提供:ittfworld
2月中旬のポルトガルオープン準決勝でも両者は対戦しており、その際は石川が4-2で勝利を収めていた。前回の試合は、積極的な攻めを見せた加藤が2ゲームを連取するも、そこから4ゲームを石川が奪うという展開となっていた。
今回の試合は、第1、2ゲームともにデュースにもつれ込む接戦に。加藤が打点の早いフォアとバックの両ハンドを見せれば、石川も威力満点のフォアドライブで対抗し、1ゲームずつを取り合った。
その後も各ゲームも競り合いとなるが、ミスなく厳しいコース取りを見せた石川が要所を締め、そのままゲームカウント4-1で勝利を決めた。
1ゲーム目を先取し、勢いに乗っていた加藤は先にゲームポイントを奪った第2ゲームを落としたのが響いた。一方、勝利した石川は2回戦で中国の王藝迪(ワンイーディ)と対戦する。
詳細スコア
写真:石川佳純(全農)/提供:ittfworld
〇石川佳純 4-1 加藤美優
11-13/13-11/11-9/12-10/11-4