文:ラリーズ編集部
2020-2021シーズンのドイツ・ブンデスリーガが9月6日に開幕。かつて水谷隼(木下グループ)が所属していた強豪、ボルシア・デュッセルドルフや、先日のデュッセルドルフマスターズで総合優勝を果たした邱党(チュウダン・ドイツ)が所属するグリュンヴェッターズバッハが勝利を収めた。
>>【卓球】“名将の愛息”邱党、デュッセルドルフ・マスターズ総合優勝
熱戦尽くしとなった開幕戦
これまで、水谷隼や森薗政崇ら日本を代表するプレーヤーが数多く参戦してきたドイツブンデスリーガ。
昨シーズンのプレーオフ決勝と同カードとなった、ザールブリュッケンvsオクセンハウゼンの試合は、ザールブリュッケンの選手に新型コロナウイルス感染者が出たため9月20日に延期となったが、その他の試合は開幕戦から好ゲームを見せてくれた。
写真:アントン・ケルベリ(スウェーデン)/提供:ittfworld
強豪ボルシア・デュッセルドルフは、ドイツの”皇帝”ティモ・ボルが欠場し、苦戦を強いられることが予想されたが、22歳の新星、アントン・ケルベリ(スウェーデン)が2点取りの大活躍。特に第1戦のRobin Devos(ベルギー)戦では、相手の攻撃を上手くしのぎつつ要所で攻める落ち着いたプレーを披露し、見事、チームに勝利をもたらした。
写真:アルバーロ・ロブレス/提供:ittfworld
また、ケーニヒスホーフェンvsフルダ・マーバーツェルの試合では、ドイツのキリアン・オートがリオ五輪シングルスベスト8のクアドリ・アルナ(ナイジェリア)に、ベルクノシュタッドvsブレーメンの試合では、スペインのアルバーロ・ロブレスが2019年世界選手権銀メダリストのマティアス・ファルク(スウェーデン)にそれぞれ勝利するなど、開幕戦から熱い試合が多く見られた。
2020-2021 ドイツ・ブンデスリーガ第1節 結果
○ケーニヒスホーフェン 3-0 フルダ・マーバーツェル
○バスティアン・シュテガー(ドイツ) 3-2 ルーウェン・フィルス(ドイツ)
○キリアン・オート 3-1 クアドリ・アルナ
○Filip Zeljko(クロアチア) 3-1 Fan Bo Meng(ドイツ)
○ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 グレンツァオ
○アントン・ケルベリ 3-1 Robin Devos
Danny Heister(オランダ) 1-3 ○Ioannis Sgouropoulos(ギリシャ)
○リチャード・ワルザー(ドイツ) 3-1 クリスチャン・プレテア(ルーマニア)
○アントン・ケルベリ 3-0 Ioannis Sgouropoulos
○グリュンヴェッターズバッハ 3-1 ミュールハウゼン
デニ・コズル(スロベニア) 1-3 ○ダニエル・ハーベソン(オーストリア)
○Wang Xi(ドイツ) 3-2 オビディウ・イオネスク(ルーマニア)
○邱党 3-2 ステファン・メンゲル(ドイツ)
○Wang Xi 3-0 ダニエル・ハーベソン
○ベルクノシュタッド 3-0 ブレーメン
○ベネディクト・デューダ(ドイツ) 3-0 マルセロ・アギーレ(パラグアイ)
○アルバーロ・ロブレス 3-2 マティアス・ファルク
○ステファン・フェゲル(オーストリア)3-1 キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)
○ノイ・ウルム 3-1 バート・ホンブルク
ウラジミール・シドレンコ(ロシア)2-3 ○グスターボ・ツボイ(ブラジル)
○ティアゴ・アポロニア(ポルトガル) 3-1 Lev Katsman(ロシア)
○エマニュエル・ルベッソン(フランス) 3-1 Rares Sipos(ルーマニア)
○ティアゴ・アポロニア 3-0 グスターボ・ツボイ