文:ラリーズ編集部
<ドイツブンデスリーガ第11節 12月20、21日>
2020-2021シーズンのドイツ・ブンデスリーガ第11節が開催され、リーグ首位のボルシア・デュッセルドルフが2位のオクセンハウゼンにマッチカウント3-1で勝利した。
>>ゴジが4戦全勝で勝率リーグトップに チームは2位浮上<卓球・ドイツブンデスリーガ>
デュッセルドルフが首位をキープ
前節でリーグ初黒星を喫したデュッセルドルフは、首位をキープするためにも何としてでも勝利が欲しいところ。対するオクセンハウゼンはリーグ2位で、勝数はデュッセルドルフと同じ8勝1敗。首位の座を奪い取れるかが注目された。
写真:アントン・ケルベリ/提供:ittfworld
この試合では、オクセンハウゼンのシモン・ゴジ(フランス)に続いてリーグ個人勝率2位のアントン・ケルベリ(スウェーデン)が活躍した。
1番シングルスでアメリカのホープ、カナック・ジャーに勝利すると、4番シングルスではゴジと対戦。ゴジとの試合では、ロングとショートを織り交ぜたサーブからの台上展開、強烈なフォアハンド連打で常に先手を取り、ゴジに攻め入る隙を与えないまま3-0で完勝。ケルベリの2勝で勝利したデュッセルドルフが首位をキープした。
ケーニヒスホーフェンが今季6勝目
リーグ6位のケーニヒスホーフェンは、4位のザールブリュッケンと対戦。
写真:バスティアン・シュテガー/提供:ittfworld
現在6位で上位を狙うケーニヒスホーフェンは、リオ五輪ドイツ代表のバスティアン・シュテガーが躍動した。
シュテガーは1番シングルスで、ここまでリーグ10勝を挙げている元中国代表の尚坤(シャンクン)と激突。1ゲーム目は尚坤のサーブの回転に苦しんだものの、2ゲーム目は出だしからペースを掴んで11-1で勝利。シュテガーは続く3ゲーム目も取り、4ゲーム目も最後は尚坤のバックハンド連打を凌ぎきって大きくガッツポーズ。殊勲の一勝でチームの勝利に大きく貢献した。
2020-2021 ドイツブンデスリーガ第11節 結果
〇ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 オクセンハウゼン
〇アント・ケルベリ 3-1 カナック・ジャー
クリスチャン・カールソン(スウェーデン)0-3 シモン・ゴジ〇
〇リチャード・ワルザー(ドイツ)3-0 Samuel Kulczycki(ポーランド)
〇アントン・ケルベリ 3-0 シモン・ゴジ
〇ミュールハウゼン 3-2 ブレーメン
オビディウ・イオネスク(ルーマニア)1-3 マティアス・ファルク(スウェーデン)〇
〇ダニエル・ハーベソン(オーストリア)3-2 Hunor Szöcs(ルーマニア)
〇ステファン・メンゲル(ドイツ)3-2 キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)
ダニエル・ハーベソン 1-3 マティアス・ファルク〇
〇オビディウ・イオネスク/Lubomir Jancarik(チェコ)3-2 マルセロ・アギーレ(パラグアイ)/Hunor Szöcs
〇ノイ・ウルム 3-1 フルダ・マーバーツェル
〇エマニュエル・ルベッソン(フランス)3-1 ルーウェン・フィルス(ドイツ)
ティアゴ・アポロニア(ポルトガル)2-3 クアドリ・アルナ(ナイジェリア)〇
〇ウラジミール・シドレンコ(ロシア)3-0 ムン・ファンボー(ドイツ)
〇ティアゴ・アポロニア 3-2 ルーウェン・フィルス
〇ケーニヒスホーフェン 3-1 ザールブリュッケン
〇バスティアン・シュテガー 3-1 尚坤
〇Filip Zeljko(クロアチア)3-0 Tomas Polansky(チェコ)
キリアン・オート(ドイツ)1-3 パトリック・フランチスカ(ドイツ)〇
〇バスティアン・シュテガー 3-0 Tomas Polansky
〇グリュンヴェッターズバッハ 3-0 バート・ホンブルグ
〇王熹(ワンシ・ドイツ)3-0 Nils Hohmeier(ドイツ)
〇邱党(キュウダン・ドイツ)3-1 Lev Katsman(ロシア)
〇Tobias Rasmussen(デンマーク)3-2 Rares Sipos(ルーマニア)
〇ベルグノイシュタッド 3-0 グレンツァオ
〇ベネディクト・デューダ(ドイツ)3-0 Robin Devos(ベルギー)
〇ステファン・フェゲル(オーストリア)3-2 Ioannis Sgouropoulos(ギリシャ)
〇アルバーロ・ロブレス(スペイン)3-1 クリスチャン・プレテア(ルーマニア)