文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTスターコンテンダードーハ 3月5日~13日>
13日、WTTスターコンテンダー(ドーハ大会)の女子ダブルス決勝で、石川佳純(全農)・平野美宇(日本生命)ペア(ダブルス世界ランキング2位)が、申裕斌/田志希(シンユビン/チョンジヒ、韓国、同69位)にゲームカウント0-3で敗れた。
準優勝の石川・平野組は、6日のコンテンダー大会優勝に続く2週連続での優勝とはならなかった。
シングルスでは張本智和(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)がそれぞれ決勝に進出している。
石川、平野の東京五輪代表ペア、2週連続優勝逃す
写真:WTTコンテンダードーハで優勝した石川佳純・平野美宇ペア/提供:AFP/アフロ
東京五輪団体戦での起用が有力視されている石川・平野組は、2019年のチームワールドカップで敗れている韓国ペアに対し、序盤から得点の度に声を出し、向かっていく。
第1ゲームは韓国ペアのミスの少ないプレーに対し、日本ペアは台上でのミスも重なり6-11で落としてしまう。
第2ゲーム前半、日本ペアは平野が左利きの田のフォアサイドを狙う展開が功を奏し、10-9と先にゲームポイントを握る。ところがここから韓国ペアが粘りを見せこのゲームも落としてしまう。
0-2と後が無くなった日本ペアに対し韓国ペアは第3ゲーム、序盤から強気の攻撃でリードを広げる。日本ペアは石川の攻撃的なフォアハンドが決まる場面も増えたが、韓国ペアの質の高いプレーに屈しストレート負けを喫した。
WTTスターコンテンダードーハ 女子ダブルス決勝
写真:申裕斌(左)、田志希/提供:ittfworld
石川佳純/平野美宇 0-3 ◯申裕斌/田志希
6-11/10-12/8-11
張本智和インタビュー
写真:張本智和(木下グループ)/提供:長田洋平/アフロスポーツ
>>張本智和の耳に響く東北からの“頑張れ” 忘れない3.11から10年