田中佑汰、40歳の元ドイツ代表に勝利 チームは今季2勝目を挙げる<卓球・ドイツブンデスリーガ第11節> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:田中佑汰(愛知工業大)/提供:WTT

大会報道 田中佑汰、40歳の元ドイツ代表に勝利 チームは今季2勝目を挙げる<卓球・ドイツブンデスリーガ第11節>

2021.12.23

文:ラリーズ編集部

<ドイツブンデスリーガ2021-2022シーズン>

ドイツブンデスリーガの第11節が21日に行われ、バート・ホンブルグに所属する田中佑汰(愛知工業大)が40歳の元ドイツ代表バスティアン・シュテガーに勝利。チームの今シーズン2勝目に大きく貢献した。

2勝を挙げて勝利に貢献

田中佑汰が所属するバート・ホンブルクはケーニヒスホーフェンと対戦し、田中は2番シングルスと4番シングルスに出場した。


写真:田中佑汰(愛知工業大)/提供:WTT

1番シングルスはケーニヒスホーフェンが制し、迎えた2番シングルスで田中はFilip Zeljko(クロアチア)と対戦。1ゲームも落とさない完勝を挙げ、マッチカウントを1-1とする。しかし、3番シングルスをケーニヒスホーフェンに取られ、後がなくなった4番シングルスで再び田中が出場。ケーニヒスホーフェンからは、バスティアン・シュテガーが4番シングルスに登場した。


写真:バスティアン・シュテガー/提供:WTT

シュテガーは元ドイツ代表のベテラン選手で、40歳にして昨シーズンのブンデスリーガで20勝以上を挙げた実力者。厳しいゲームとなることが予想されたが、田中はゲーム序盤から積極的に攻撃をしかけ第1ゲームを先取。第2ゲームこそ奪われたものの、続く第3、第4ゲームをそれぞれデュースを制して勝利。ゲームカウント3-1でシュテガーから白星を掴み取り、ラストのダブルスに望みを繋いだ。

そして、ラストのダブルスではバート・ホンブルグのダブルスが勝利。マッチカウント3-2でバート・ホンブルグが今シーズン2勝目を挙げた。また、田中はこの試合で個人成績を7勝3敗とし、ブンデスリーガの勝率ランキングで54選手中12位に位置付けた。

ドイツブンデスリーガ第11節結果

〇バート・ホンブルグ 3-2 ケーニヒスホーフェン
〇ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 フルダ・マーバーツェル
〇ブレーメン 3-1 グリュンヴェッターズバッハ
〇ミュールハウゼン 3-1 オクセンハウゼン
〇ザールブリュッケン 3-0 ノイ・ウルム
〇ベルグノイシュタッド 3-2 グレンツァオ

2021-2022シーズンブンデスリーガ順位(12月23日時点)

1位 ボルシア・デュッセルドルフ:11勝0敗
2位 ザールブリュッケン:8勝3敗
3位 オクセンハウゼン:7勝4敗 
4位 ミュールハウゼン:7勝4敗 
5位 フルダ・マーバーツェル:6勝5敗
6位 ノイ・ウルム:6勝5敗
7位 ベルグノイシュタッド:5勝6敗
8位 ケーニヒスホーフェン:5勝6敗
9位 グリュンヴェッターズバッハ:4勝7敗
10位 ブレーメン:3勝8敗
11位 グレンツァオ:2勝9敗
12位 バート・ホンブルク:2勝9敗

元ブンデスリーガー・森薗政崇インタビュー


写真:森薗政崇(BOBSON)/撮影:伊藤圭

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