16歳・木原美悠、同世代の五輪韓国代表に完封勝利<卓球・WTTコンテンダードーハ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:木原美悠/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 16歳・木原美悠、同世代の五輪韓国代表に完封勝利<卓球・WTTコンテンダードーハ>

2021.03.03

文:ラリーズ編集部

<WTTコンテンダードーハ 2月28日~3月6日 カタール・ドーハ>

3日、WTTコンテンダードーハの本選がスタートし、女子シングルス1回戦に16歳の木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)が登場。16歳の申裕斌(シンユビン・韓国)にゲームカウント3-0で勝利した。

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五輪代表に完封勝利

申裕斌は、15歳にして2019年チームワールドカップ東京大会に出場した、韓国が誇る逸材。先日、東京五輪の代表にも内定し、今まさに世界で最も活躍している10代選手の一人と言っても過言ではない。同年代の木原にとっては、決して負けられない相手だ。


写真:木原美悠/撮影:ラリーズ編集部

第1ゲームは、お互いにバック対バックの展開で勝負を挑み、点の取り合いとなる。しかし、7-7からは木原が3本連続でバック勝負を制し、最後はサービスエースで締めて、木原がいい流れで第1ゲームを制する。

第2ゲーム序盤は、申裕斌が思い切った攻めを見せてリードを奪うが、木原がポイント4-5のときにラリーでの打ち合いをモノにすると、そこから木原が流れを取り戻して申裕斌を攻め立てる。申裕斌もなんとかポイントを稼ぎ、一時はゲームポイントを握るが、木原が粘りを見せてデュースに持ち込み、13-11で木原が第2ゲームも奪取。勝利に王手をかける。


写真:申裕斌/提供:ittfworld

第3ゲームも、木原は第1、第2ゲームと同じく、バック対バックの展開をベースに攻撃を組み立てる。後がない申裕斌としては、どこかで変化をつけたいところだったが、木原の表ソフトから繰り出されるボールスピードの前にはクロスに返球するのがやっと。木原は危なげなくポイントを重ね、最後は申裕斌のツッツキミスで試合終了。3-0の完勝で、4日の2回戦へ駒を進めた。

WTTコンテンダードーハ 女子1回戦 結果

〇木原美悠 3-0 申裕斌
11-7/13-11/11-5

木原美悠インタビュー


写真:木原美悠/撮影:伊藤圭

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