文:ラリーズ編集部
12日、WTTシンガポールスマッシュ2022女子シングルス1回戦で、石川佳純(全農)がチャン・リリー(アメリカ)と対戦。ゲームカウント3-0で石川が勝利した。
アメリカのエースを撃破
チャン・リリーはアメリカ代表として昨年の世界選手権に出場し、混合ダブルスで林高遠(リンガオユエン・中国)とのペアで3位入賞を果たした実績を持つ選手。現在25歳ながらもロンドンから3大会連続で五輪に出場するなど、10代のころから代表選手として活躍してきた、まさにアメリカのエースだ。
写真:石川佳純(全農)/提供:WTT
試合は序盤から激しい打ち合いとなるが、ラリーの安定感を見せた石川が11-2で第1ゲームを制する。続く第2ゲームもチャンの猛攻を石川が冷静に防いで、11-8で勝利。
なんとか流れを変えたいチャンだったが石川は全く崩れず、試合は石川がペースを握り続ける。終盤は追いつかれてデュースになったものの、最後はサイドを切るフォアドライブを叩き込んで試合終了。ゲームカウント3-0の完勝で、石川が2回戦進出を決めた。
女子シングルス1回戦結果
写真:チャン・リリー(アメリカ)/提供:WTT
○石川佳純 3-0 チャン・リリー
11-2/11-8/12-10