文:ラリーズ編集部
12日、WTTシンガポールスマッシュ2022女子シングルス1回戦で、加藤美優(日本ペイントマレッツ)が鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)と対戦。ゲームカウント3-2で鄭怡静が勝利した。
フルゲームデュースの末敗れる
鄭怡静は、昨夏の東京五輪で林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)とのペアで混合ダブルス銅メダルを獲得した、チャイニーズタイペイ女子代表のエース。Tリーグにも4季連続でTOP名古屋から参戦している。(2021-2022シーズンは出場なし)
写真:加藤美優(日本ペイントマレッツ)/撮影:ラリーズ編集部
世界ランキング40位の加藤に対して鄭怡静は12位と、ランキングだけ見れば鄭怡静は格上と言える。そんな格上に対して加藤は臆せず攻め、激しい攻防を繰り広げる。第1ゲームは鄭怡静が制するも、第2ゲームは加藤が制し、その後も1ゲームずつ奪い合うシーソーゲームに。
ゲームカウント2-2となった最終第5ゲームでも、両者一歩も譲らず、試合はデュースにもつれ込む。互いになかなか決めきれない展開が続き、15-15まで競り合うが、ここで鄭怡静が2連続ポイントを獲得して、17-15で勝利。フルゲームデュースの大熱戦を制した鄭怡静が、2回戦進出を決め、加藤は無念の初戦敗退となった。
女子シングルス1回戦結果
写真:鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)/提供:WTT
加藤美優 2-3 鄭怡静〇
5-11/11-9/4-11/11-9/15-17