文：ラリーズ編集部
＜卓球・WTTシンガポールスマッシュ2022 日時：3月7日～20日 場所：シンガポール＞
14日、WTTシンガポールスマッシュ2022女子シングルス2回戦で、平野美宇（日本生命）が王藝迪（ワンイーディ）と対戦。ゲームカウント3-0で王藝迪が勝利した。
粘りを見せるも完敗
王藝迪は昨年の世界選手権女子シングルスでベスト4に入賞した実力者。現在25歳と、10代から活躍するのが当たり前となった昨今の卓球界からすれば遅咲きと言えるかもしれないが、世界ランキングは5位（2022年3月14日現在）と、その実力は折り紙付きだ。
写真：平野美宇（日本生命）/提供：WTT
格上との対戦ということもあり、平野は第1ゲーム序盤から積極的にバックハンドのラリー戦を展開し、バック対バックで勝負を狙いに行く。絶対に第1ゲームを取りたいという気迫が伝わるプレーを見せる平野は先にゲームポイントを握るも、デュースに追いつかれて逆転を許し、第1ゲームを落としてしまう。
続く第2ゲームは、王藝迪が平野のバックハンドに対応し始め、ゲームの流れを掴む。王藝迪はそのままの流れで第2ゲームを制すると、第3ゲームも平野の攻撃を寄せ付けず、10-4とあっという間にマッチポイントを握る。
挽回したい平野も、そこから4連続ポイントを奪うが、最後は王藝迪がラリー戦を制して勝利。平野はゲームカウント0-3で敗れ、女子位シングルス2回戦敗退に終わった。
女子シングルス2回戦結果
写真：王藝迪（ワンイーディ）/提供：ETTU
平野美宇 0-3 王藝迪〇
11-13/7-11/8-11
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