文:ラリーズ編集部
<卓球・ドイツブンデスリーガ2021-2022シーズン>
1日、ドイツ・ブンデスリーガ1部の試合が行われ、3位のフルダ・マーバーツェルとプレーオフ進出を争う5位のオクセンハウゼンが勝利を挙げた。
プレーオフを争う2クラブが勝利
3位のフルダ・マーバーツェルは、11位のグリュンヴェッターズバッハと対戦。5番のダブルスまでもつれる接戦となるも、フルダ・マーバーツェルのクアドリ・アルナ(ナイジェリア)/ムン・ファンボー(ドイツ)ペアが勝利を挙げ、マッチカウント3-2でフルダ・マーバーツェルが勝利を収めた。
写真:キャン・アキュズ(フランス)/提供:WTT
5位のオクセンハウゼンは8位のケーニヒスホーフェンと対戦。オクセンハウゼンのキャン・アキュズ(フランス)がシングルスで2勝を挙げ、マッチカウント3-1でオクセンハウゼンが勝利した。
プレーオフ進出争いは佳境に
プレーオフ進出4枠の内3枠は既に確定。残り1つの枠を現在4位のミュールハウゼンと5位のオクセンハウゼンが争っている。
両クラブとも現在勝数は12勝と並んでいるが、日程の関係でミュールハウゼンは残りあと3試合を残している。対するオクセンハウゼンは残りあと1試合と、試合数だけで見れば、ミュールハウゼンが有利な状況と言える。
写真:ミュールハウゼンに所属するダニエル・ハーベソン(オーストリア)/提供:WTT
しかし、ミュールハウゼンは残り3試合で3位のフルダ・マーバーツェルと2位のザールブリュッケンと対戦することになっているため、この2戦が山場となる。
残り1試合のオクセンハウゼンは自力でのプレーオフ進出の可能性は消滅しており、残り1試合の勝利は絶対条件。しかし、4位のミュールハウゼンが1勝を挙げた時点で、得失点差の関係でプレーオフ進出の可能性は大きく減少する。
2021-2022シーズンドイツ・ブンデスリーガプレーオフ進出条件
ミュールハウゼン
3勝0敗・・・プレーオフ進出が確定
2勝1敗・・・プレーオフ進出が確定
1勝2敗・・・ミュールハウゼンが残り3試合の得失マッチ数の差をマイナス3以内に抑えられれば自力でのプレーオフ進出が確定
0勝3敗・・・オクセンハウゼンが敗れ、ミュールハウゼンが残り3試合の得失マッチ数の差をマイナス3以内に抑えられれば自力でのプレーオフ進出が確定
オクセンハウゼン
1勝0敗・・・ミュールハウゼンが3試合中1勝以内(1勝の場合は得失マッチ数の差がマイナス4~6以上のときのみプレーオフ進出が確定)
0勝1敗・・・プレーオフ進出が消滅
2021-2022シーズン ドイツ・ブンデスリーガ順位(4月2日時点)
1位 ボルシア・デュッセルドルフ:19勝1敗
2位 ザールブリュッケン:15勝4敗
3位 フルダ・マーバーツェル:13勝7敗
4位 ミュールハウゼン:12勝7敗
5位 オクセンハウゼン:12勝9敗
6位 ベルグノイシュタッド:10勝10敗
7位 ノイ・ウルム:9勝11敗
8位 ケーニヒスホーフェン:9勝12敗
9位 ブレーメン:8勝12敗
10位 グレンツァオ:6勝14敗
11位 グリュンヴェッターズバッハ:5勝15敗
12位 バート・ホンブルク:2勝18敗
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