文:ラリーズ編集部
<卓球・ドイツブンデスリーガ2021-2022シーズン>
8日、ドイツブンデスリーガ2021-2022シーズンのプレーオフ準決勝第1試合が行われ、ボルシア・デュッセルドルフとザールブリュッケンが白星を挙げた。
ドイツブンデスリーガとは
ドイツブンデスリーガは、各クラブ2試合ずつ総当たりでのリーグ戦を行うレギュラーシーズンと、上位4クラブによるトーナメント方式のプレーオフに分かれている。なお、プレーオフ準決勝は最大3試合で先に2勝したクラブに決勝進出権が与えられる。
デュッセルドルフが辛くも勝利
レギュラーシーズン1位のボルシア・デュッセルドルフは4位のフルダ・マーバーツェルと対戦。シーズン20勝2敗という圧倒的な成績を残したデュッセルドルフだったが、1番シングルスのクリスティアン・カールソン(スウェーデン)と2番シングルスのティモ・ボル(ドイツ)のベテラン勢が連敗し、いきなり苦境に立たされる。
写真:アントン・ケルべリ(スウェーデン)/提供:WTT
しかし、3番シングルスで世界ランキング14位の邱党(キュウダン・ドイツ)が勝利を挙げると、続く4番シングルスのアントン・ケルべリ(スウェーデン)も勝利を挙げ、若手選手が奮闘。そして、ラストの5番ダブルスでもデュッセルドルフが制し、マッチカウント3-2でフルダ・マーバーツェルに辛くも勝利した。
写真:ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)/提供:WTT
準決勝のもう一試合では、シーズン2位のザールブリュッケンとシーズン3位のミュールハウゼンが対戦。世界ランキング12位のパトリック・フランチスカ(ドイツ)と世界ランキング6位のダルコ・ヨルジッチ(ヨルジッチ)らトップ選手が躍動し、マッチカウント3-0でミュールハウゼンを完封した。
なお、プレーオフ準決勝第2試合は5月15日(現地日程)に行われる。
プレーオフ準決勝第1戦
〇ボルシア・デュッセルドルフ 3-2 フルダ・マーバーツェル
クリスティアン・カールソン 2-3 アレクサンダー・カサン〇
ティモ・ボル 2-3 ムン・ファンボー〇
〇邱党 3-0 クアドリ・アルナ
〇アントン・ケルべリ 3-1 アレクサンダー・カサン
〇クリスティアン・カールソン/邱党 3-1 クアドリ・アルナ/ムン・ファンボー
〇ザールブリュッケン 3-0 ミュールハウゼン
〇パトリック・フランチスカ 3-0 ダニエル・ハーベソン
〇ダルコ・ヨルジッチ 3-1 オビディウ・イオネスク
〇トーマス・ポランスキー 3-1 イルビン・ベルトラン
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