文:ラリーズ編集部
<WTTチャンピオンズブダペスト(ヨーロピアンサマーシリーズ2022) 日程:7月18~23日 場所:ブダペスト(ハンガリー)>
18日から23日までの6日間に渡って、WTTチャンピオンズブダペストが開催される。今大会には張本智和(IMG)、伊藤美誠(スターツ)ら日本代表選手も参加する予定となっている。
史上初の開催
「WTTチャンピオンズ」は、WTT発足以来唯一開催されていなかったカテゴリーの大会で「地上最強の32名が集う大会」というキャッチコピーが用いられている。大会規模としては、五輪や世界選手権と同格の「WTTグランドスマッシュ」、その一つ下の「WTTカップファイナル」に次ぐ3番目の規模で、賞金総額は約5000万円となっている。
写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:WTT
そんなWTTチャンピオンズブダペストには、日本から伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、早田ひな(日本生命)、木原美悠(jOCエリートアカデミー/星槎)、張本智和(IMG)、宇田幸矢(明治大)の6選手が参戦する。
写真:張本智和(IMG)/提供:WTT
既に1回戦の組み合わせも発表されており、張本は黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)、石川はサウェータブット・スターシニー(タイ)と対戦する。出場選手はいずれも世界ランキング上位の選手ばかりで、1回戦から油断のできない戦いが続くことが予想されるが、日本勢は「WTTチャンピオンズ初代王者」の称号を勝ち取ることができるか。
WTTチャンピオンズブダペスト男子シングルス1回戦組み合わせ
馬龍(マロン・中国)- ロベルト・ガルドシュ(オーストリア)
パトリック・フランチスカ(ドイツ)- リアム・ピッチフォード(イングランド)
キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)- サティアン・グナナセカラン(インド)
アンドレイ・ガチーナ(クロアチア)- ダルコ・ヨルジッチ(スロべニア)
ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)- オマー・アサール(エジプト)
林鐘勲(イムジョンフン・韓国)- クアドリ・アルナ(ナイジェリア)
邱党(キュウダン・ドイツ)- アントン・ケルベリ(スウェーデン)
黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)- 張本智和(IMG)
林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)- 林高遠(リンガオユエン・中国)
カナック・ジャー(アメリカ)- ティモ・ボル(ドイツ)
シモン・ゴジ(フランス)- 宇田幸矢(明治大)
マルコス・フレイタス(ポルトガル)- トルルス・モーレゴード(スウェーデン)
ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)- アレクシス・ルブラン(フランス)
荘智淵(チュアンチーユアン・チャイニーズタイペイ)- ベンス・マヨロス(ハンガリー)
王楚欽(ワンチューチン・中国)- クリスティアン・カールソン(スウェーデン)
李尚洙(イサンス・韓国)- 梁靖崑(リャンジンクン・中国)
WTTチャンピオンズブダペスト女子シングルス1回戦組み合わせ
陳夢(チェンムン・中国)- ヤン・シャオシン(モナコ)
マルガリタ・ペソツカ(ウクライナ)- ブルーナ・タカハシ(ブラジル)
石川佳純(全農)- サウェータブット・スターシニー(タイ)
徐孝元(ソヒョウォン・韓国)- 早田ひな(日本生命)
王曼昱(ワンマンユ・中国)- アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)
ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)- ゲオルギナ・ポータ(ハンガリー)
シャン・シャオナ(ドイツ)- ユアン・ジャナン(フランス)
陳思羽(チェンズーユ・チャイニーズタイペイ)- 伊藤美誠(スターツ)
ハン・イン(ドイツ)- 木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)
ハナ・ゴーダ(エジプト)- ベルナデッタ・スッチ(ルーマニア)
鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)- 陳同幸(チェンシントン・中国)
田志希(チョンジヒ・韓国)- 王藝迪(ワンイーディ・中国)
杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)- エリザベタ・サマラ(ルーマニア)
チャン・リリー(アメリカ)- ペトリッサ・ゾルヤ(ドイツ)
ユ・フ(ポルトガル)- ハナ・マテロワ(チェコ)
孫穎莎(スンイーシャ・中国)- ニーナ・ミッテルハム(ドイツ)
張本智和インタビュー(2021年2月公開)
写真:張本智和(木下グループ)/提供:長田洋平/アフロスポーツ
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黄鎮廷インタビュー(2018年10月公開)
写真:黄鎮廷(中国香港)/撮影:ラリーズ編集部
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宇田幸矢インタビュー(2020年10月公開)
写真:宇田幸矢/撮影:伊藤圭