伊藤美誠/早田ひなペアは準優勝 男女シングルスは中国勢が戴冠<卓球・WTTスターコンテンダーブダペスト> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:伊藤美誠(スターツ)と早田ひな(日本生命)/提供:WTT

大会報道 伊藤美誠/早田ひなペアは準優勝 男女シングルスは中国勢が戴冠<卓球・WTTスターコンテンダーブダペスト>

2022.07.18

文:ラリーズ編集部

<WTTスターコンテンダーブダペスト(ヨーロピアンサマーシリーズ2022) 日程:7月11~17日 場所:ブダペスト(ハンガリー)>

17日、WTTスターコンテンダーブダペストは最終日を迎え、男女シングルス決勝と男女ダブルス決勝が行われた。

伊藤/早田ペアは優勝なるか

女子ダブルス決勝では、伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)ペアが孫頴莎(スンイーシャ)/王曼昱(ワンマンユ・中国)ペアと対戦した。


写真:伊藤美誠(スターツ)と早田ひな(日本生命)/提供:WTT

伊藤と早田にとって孫頴莎/王曼昱ペアは、昨年の世界選手権の決勝で敗れた相手。リベンジマッチとなったこの試合だが、伊藤/早田ペアは第1ゲームを惜しくもデュースで落とすと続く第2ゲームも敗れ、孫頴莎/王曼昱ペアが勝利に王手をかける。

何とか挽回したい伊藤/早田ペアは、第3ゲームは序盤こそ点差を付けられるもなんとか追いつき一進一退の攻防を繰り広げるが、最後は13-15でゲームを奪われ、ゲームカウント0-3のストレートで敗北。世界選手権のリベンジ達成とはならず、準優勝となった。


写真:王楚欽(ワンチューチン・中国)/提供:WTT

男子シングルスでは、快進撃を続けていたトルルス・モーレゴード(スウェーデン)と王楚欽(ワンチューチン・中国)が対戦し、ゲームカウント4-1で王楚欽が勝利を収めた。また、女子シングルスでは今大会、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)と石川佳純(全農)を下した王藝迪(ワンイーディ・中国)が優勝を飾った。

17日試合結果

男子シングルス決勝

トルルス・モーレゴード(スウェーデン)1-4 王楚欽(ワンチューチン・中国)〇
7-11/11-9/6-11/11-13/7-11

女子シングルス決勝

〇王藝迪(ワンイーディ・中国)4-1 孫頴莎(スンイーシャ・中国)
9-11/11-9/11-6/11-6/11-4

男子ダブルス決勝

〇趙大成(チョデソン)/李尚洙(イサンス・韓国)3-2 梁靖崑(リャンジンクン)/林高遠(リンガオユエン・中国)
11-13/11-8/7-11/11-6/11-9

女子ダブルス決勝

伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)0-3 孫頴莎(スンイーシャ)/王曼昱(ワンマンユ・中国)〇
12-14/6-11/13-15

WTTスターコンテンダーブダペスト最終結果

男子シングルス


写真:男子シングルス表彰/提供:WTT

1位:王楚欽(ワンチューチン・中国)
2位:トルルス・モーレゴード(スウェーデン)
3位:馬龍(マロン・中国)、梁靖崑(リャンジンクン・中国)

女子シングルス


写真:女子シングルス表彰/提供:WTT

1位:王藝迪(ワンイーディ・中国)
2位:孫頴莎(スンイーシャ・中国)
3位:石川佳純(全農)、王曼昱(ワンマンユ・中国)

男子ダブルス


写真:男子ダブルス表彰/提供:WTT

1位:趙大成(チョデソン)/李尚洙(イサンス・韓国)
2位:梁靖崑(リャンジンクン)/林高遠(リンガオユエン・中国)
3位:馬龍(マロン)/王楚欽(ワンチューチン・中国)、リアム・ピッチフォード/ポール・ドリンコール(イングランド)

女子ダブルス


写真:女子ダブルス表彰/提供:WTT

1位:孫頴莎(スンイーシャ)/王曼昱(ワンマンユ・中国)
2位:伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)
3位:陳思羽(チェンズーユ・チャイニーズタイペイ)/李皓晴(リホチン・中国香港)、ベルナデッタ・スッチ(ルーマニア)/ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)

混合ダブルス


写真:混合ダブルス表彰/提供:WTT

1位:王楚欽(ワンチューチン)/王曼昱(ワンマンユ・中国)
2位:張本智和(IMF)/早田ひな(日本生命)
3位:シモン・ゴジ/プリティカ・パヴァデ(フランス)、サティアン・グナナセカラン/マニカ・バトラ(インド)

張本智和インタビュー(2021年2月公開)


写真:張本智和(木下グループ)/提供:長田洋平/アフロスポーツ

>>張本智和の耳に響く東北からの“頑張れ” 忘れない3.11から10年