張本智和、好調のフランチスカに勝利 フルゲームの激闘を経て決勝へ<卓球・WTTチャンピオンズブタペスト> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和(IMG)/提供:WTT

大会報道 張本智和、好調のフランチスカに勝利 フルゲームの激闘を経て決勝へ<卓球・WTTチャンピオンズブタペスト>

2022.07.23

文:ラリーズ編集部

<WTTチャンピオンズブダペスト(ヨーロピアンサマーシリーズ2022) 日程:7月18~23日 場所:ブダペスト(ハンガリー)>

22日、WTTチャンピオンズブダペストでは男子シングルスの準決勝が行われ、張本智和(IMG)とパトリック・フランチスカ(ドイツ)が登場した。張本が4-3で勝利し決勝進出を決めた。

張本、林高遠の待つ決勝に進む


写真:パトリック・フランチスカ(ドイツ)/提供:WTT

張本の相手となるフランチスカは、今大会2回戦で東京五輪王者の馬龍(マロン・中国)を破っているほか、樊振東(ファンジェンドン・中国)や許昕(シュシン・中国)ら名だたる中国勢に勝利経験のある選手だ。中陣からの両ハンドの攻撃は世界トップクラスである。

試合は、第1ゲームから張本が台上で先手を取って有利に進め、1ゲームを奪う。第2ゲームではフランチスカが得意の中陣からの展開で対応しリードを広げる。ゲームカウント1-1で迎えた第3ゲームは、両者譲らぬ攻防を張本が制した。

第4ゲームではフランチスカが中陣からの強烈なバックハンドドライブを軸に得点を重ね、1ゲームを取り返す。続く第5ゲームでは、張本のチキータからの展開とフォアハンドの攻撃が功を奏し、勝利に王手をかけた。


写真:張本智和(IMG)/提供:WTT

勝負の第6ゲームでは、張本がフランチスカのバックハンドのミスを誘い得点につなげていく。一方でフランチスカも回り込んでのフォアハンド攻撃で応戦し接戦となる。この接戦をフランチスカが制し最終ゲームに突入した。

互いに取って取られてを繰り返すが、後半に張本がリードを広げる。最後はフランチスカのサーブがオーバーミスし、試合終了となった。

勝利した張本は、決勝で林高遠(リンガオユエン・中国)と対戦する。

試合結果

男子シングルス準決勝


写真:パトリック・フランチスカ(ドイツ)/提供:WTT

パトリック・フランチスカ(ドイツ)3-4 張本智和(IMG)〇
3-11/11-6/8-11/11-6/5-11/11-8/6-11

試合予定

男子シングルス決勝

張本智和(IMG) – 林高遠(リンガオユエン・中国)

張本智和インタビュー(2021年2月公開)


写真:張本智和(木下グループ)/提供:長田洋平/アフロスポーツ

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