橋本帆乃香、2年ぶりの国際大会で準優勝 18歳・篠塚は堂々の3位入賞<卓球・WTTフィーダーブダペスト> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:橋本帆乃香(ミキハウス)/提供:WTT

大会報道 橋本帆乃香、2年ぶりの国際大会で準優勝 18歳・篠塚は堂々の3位入賞<卓球・WTTフィーダーブダペスト>

2022.07.23

文:ラリーズ編集部

<WTTフィーダーブダペスト(ヨーロピアンサマーシリーズ2022) 日程:7月18~22日 場所:ブダペスト(ハンガリー)>

22日、WTTフィーダーブダペストは大会5日目を迎え、男女シングルスと男女ダブルスの決勝までが行われた。

中国相手に大健闘

日本勢唯一のシングルス決勝に勝ち進んだ橋本帆乃香(ミキハウス)は、何卓佳(フーズオジャー・中国)と対戦。今大会、平野美宇(木下グループ)、小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)、芝田沙季(ミキハウス)を撃破して勝ち進んできた強敵相手に善戦するもゲームカウント2-4で敗れ、惜しくも優勝を逃した。


写真:篠塚大登(愛知工業大)/提供:WTT

男子シングルスでは今大会、18歳の篠塚大登(愛知工業大)が躍動した。マティアス・ファルク(スウェーデン)、徐瑛彬(シュインビン・中国)といった強敵を次々と撃破し、準決勝では優勝した林詩棟(リンシドン・中国)に敗れたもののフルゲームの大熱戦を演じ、堂々の3位入賞を果たした。

また、今大会は橋本、篠塚以外にも、戸上隼輔(明治大)が劉丁碩(リュウディンシュオ)、小塩が銭天一(チェンティエンイ)から白星を挙げるなど、シングルスで日本勢が中国勢を破る試合が多かった。これまで幾度となく中国の後塵を拝してきた日本だが、今回の結果が“絶対王者”中国の牙城を崩す足がかりとなるかもしれない。

22日日本選手試合結果

男子シングルス準決勝

篠塚大登(愛知工業大)3-4 林詩棟(リンシドン・中国)〇
3-11/7-11/12-10/9-11/11-9/12-10/12-14

女子シングルス準決勝

芝田沙季(ミキハウス)0-4 何卓佳(フーズオジャー・中国)〇
7-11/5-11/3-11/5-11

〇橋本帆乃香(ミキハウス)4-0 蒯曼(クワイマン・中国)
11-6/11-6/11-1/11-8

女子シングルス決勝

橋本帆乃香(ミキハウス)2-4 何卓佳(フーズオジャー・中国)〇
9-11/8-11/11-6/11-9/7-11/4-11

最終結果

男子シングルス

優勝:林詩棟(リンシドン・中国)
準優勝:向鵬(シャンパン・中国)
3位:篠塚大登(愛知工業大)、孫聞(スンウェン・中国)

女子シングルス

優勝:何卓佳(フーズオジャー・中国)
準優勝:橋本帆乃香(ミキハウス)
3位:芝田沙季(ミキハウス)、蒯曼(クワイマン・中国)

男子ダブルス

優勝:陳建安(チェンジェンアン)/馮翊新(フェンイーシン・チャイニーズタイペイ)
準優勝:林詩棟(リンシドン)/徐瑛彬(シュインビン・中国)
3位:リチャード・ワルザー/ベネディクト・デューダ(ドイツ)、ルボミール・ピシュテイ(スロバキア)/アレクサンダー・カラカセビッチ(セルビア)

女子ダブルス

優勝:ZHU Chengzhu/李皓晴(リホチン・中国香港)
準優勝:崔孝珠(チェヒョジョ)/リー・ジオン(韓国)
3位:KIM Nayeong/梁夏銀(ヤンハウン・韓国)、MANTZ Chantal/WAN Yuan(ドイツ)

混合ダブルス

優勝:林詩棟(リンシドン)/蒯曼(クワイマン・中国)
準優勝:安宰賢(アンジェヒョン)/崔孝珠(チェヒョジョ・韓国)
3位:ナンダー・エチェキ/ドーラ・マダラサズ(ハンガリー)、馮翊新(フェンイーシン)/LIU Hsing-Yin(チャイニーズタイペイ)

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