男子ダブルス決勝は日本勢対決に 吉村真晴は男子単でも4強入り<卓球・WTTフィーダーオロモウツ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:吉村和弘(TRAIL)/吉村真晴(愛知ダイハツ)/提供:チェコ卓球協会

大会報道 男子ダブルス決勝は日本勢対決に 吉村真晴は男子単でも4強入り<卓球・WTTフィーダーオロモウツ>

2022.08.28

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTフィーダーオロモウツ 日程:8月23日~28日 場所:オロモウツ(チェコ)>

27日、WTTフィーダーオロモウツは大会4日目を迎え、男子ダブルス準決勝、男子シングルス準々決勝が行われた。

男子ダブルス決勝は日本勢同士の対決へ

男子ダブルスでは準決勝に横谷晟/谷垣佑真(愛知工業大)ペア、吉村真晴(愛知ダイハツ)/吉村和弘(TRAIL)ペアの2ペアが登場。吉村兄弟ペアは1ゲーム目を落とすも、その後は弟・和弘のバックハンドと兄・真晴のフォアハンドが冴え、中国ペアを相手にゲームカウント3‐1で危なげなく勝利した。


写真:横谷晟/谷垣佑真(愛知工業大)/提供:チェコ卓球協会

横谷/谷垣ペアは1ゲーム目を3点で落とし、2ゲーム目の序盤も相手にリードを許す苦しい展開だったが、そこから立て直し、2、3ゲーム目を連取した。4ゲーム目を取られ、フルゲームになった後も、フォアハンドをコースに打ちわけ、最後は11‐3で激戦を制した。

28日に行われる日本勢対決の男子ダブルス決勝から目が離せない。

兄・真晴はシングルスでも準決勝進出

男子シングルスでは吉村真晴が準々決勝に登場。


写真:吉村真晴(愛知ダイハツ)/提供:チェコ卓球協会

カットマンのワン・ヤン(スロバキア)を相手に3球目、5球目の早い攻撃でカットをさせず4セット目を終えて3‐1でリードするも、そこから相手の粘り強いプレーとカウンターに苦しめられ、3‐3のフルゲームに突入してしまう。それでも、最終ゲームは序盤で見せていた攻撃的な卓球で常に先手を取り、長いラリーにも対応して勝利を収めた。

準決勝は周启豪(ジョウチーホウ・中国)と対戦する。ダブルスに続いてシングルスでも決勝に進出することはできるか。

日本選手27日試合結果

男子シングルス準々決勝

〇吉村真晴(愛知ダイハツ)4–3 ワン・ヤン(スロバキア)

男子ダブルス準決勝

〇横谷晟(愛知工業大)/谷垣佑真(愛知工業大)3–2 ルボミール・ピシュテイ/Jakub ZELINKA(スロバキア)

〇吉村和弘(TRAIL)/吉村真晴(愛知ダイハツ)3–1 CAO Wei/徐海東(シュハイドン・中国)

日本選手28日試合予定

男子シングルス準決勝

吉村真晴(愛知ダイハツ)– 周启豪(ジョウチーホウ・中国)

男子ダブルス決勝

横谷晟(愛知工業大)/谷垣佑真(愛知工業大)– 吉村和弘(TRAIL)/吉村真晴(愛知ダイハツ)

吉村真晴インタビュー(2020年4月公開)


写真:吉村真晴/撮影:伊藤圭

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