文:ラリーズ編集部
<卓球・ドイツブンデスリーガ2022-2023シーズン第3節>
9月7日~12日にかけて、ドイツブンデスリーガ1部の第3節が行われ、今シーズンからザールブリュッケンに加入した神巧也(ファースト)が、リーグ初勝利を挙げた。
今季1部初戦で金星
今シーズンは2部リーグには出場していたものの1部リーグでの出場はなかった神が、第3節で念願のブンデスリーガ1部出場を果たした。対戦相手となったフルダ・マーバーツェルのクアドリ・アルナ(ナイジェリア)は、リオ五輪男子シングルスベスト8で世界ランキング14位(2022年9月13日現在)の実力者。
写真:クアドリ・アルナ(ナイジェリア)/提供:WTT
この試合、第1、第2マッチを制していたザールブリュッケンは、3番シングルスの神が勝てばチームの勝利も決まるという状況。そんなプレッシャーもかかる中、試合は神が第1、第2ゲームを連取して好スタートを切る。続く第3ゲームはアルナが意地を見せて奪い返すも、第4ゲームは神が11-9で勝ち切り、試合終了。
ゲームカウント3-1で神がアルナを下す金星を挙げ、ザールブリュッケンがマッチカウント3-0で勝利を収めた。
写真:宇田幸矢(明治大)/提供:WTT
ケーニヒスホーフェンに所属する日本代表の宇田幸矢(明治大)はグリュンヴェッターズヴァッハと対戦。1番シングルスでは王熹(ワンシ・中国)に敗れたものの、4番シングルスでティアゴ・アポロニア(ポルトガル)に勝利し、チームもマッチカウント3-2で白星を飾った。
マインツに所属する村松雄斗(La.VIES)は1番シングルスでダニエル・ハーベソン(オーストリア)に敗れ、4番シングルスでステファン・メンゲル(ドイツ)に勝利して1勝1敗としたものの、チームは5番のダブルスを取り切れず、マッチカウント2-3で黒星を喫した。
ドイツブンデスリーガ(1部)2022-2023シーズン第3節結果
〇ザールブリュッケン 3-0 フルダ・マーバーツェル
〇ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 ブレーメン
〇オクセンハウゼン 3-1 ベルグノイシュタッド
〇ケーニヒスホーフェン 3-2 グリュンヴェッターズヴァッハ
〇ノイ・ウルム 3-1 グレンツァオ
〇ミュールハウゼン 3-2 マインツ
ドイツブンデスリーガ(1部)2022-2023シーズン順位(9/13時点)
1位:ボルシア・デュッセルドルフ
2位:オクセンハウゼン
3位:ザールブリュッケン
4位:ノイ・ウルム
5位:ブレーメン
6位:グレンツァオ
7位:ケーニヒスホーフェン
8位:グリュンヴェッターズヴァッハ
9位:ベルグノイシュタッド
10位:ミュールハウゼン
11位:マインツ
12位:フルダ・マーバーツェル
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