文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTコンテンダーアルマトイ 日程:9月13日~18日 場所:アルマトイ(カザフスタン)>
15日、WTTコンテンダーアルマトイは大会3日目を迎え、各種目の1回戦が行われた。
篠塚が李尚洙を下す金星
男子シングルスでは丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)と篠塚大登(愛知工業大学)が1回戦に出場した。
写真:篠塚大登(愛知工業大学)/提供:WTT
篠塚は東京五輪韓国代表の李尚洙(イサンス・韓国)と対戦。第1ゲームを奪われるも第2ゲームを取り返し、そのまま、試合はシーソーゲームとなった。最終ゲームは篠塚が11-9と競戦を制し、フルゲームで勝利した。
丹羽は廖振珽(リョウ・シンテイ・チャイニーズタイペイ)と対戦。第1ゲームを粘られ11-13で落とすも、そこから3ゲームを連取し、2回戦へ駒を進めた。
早田・平野が好スタート
女子シングルスには早田ひな(日本生命)と平野美宇(木下グループ)が1回戦に出場した。
写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT
早田は銭天一(チェンティエンイ・中国)と対戦。世界ランキング40位の相手を寄せ付けず、危なげなく試合を進め、ゲームカウント3-0で勝利した。平野はFAN Shuhan(中国)と対戦。第2ゲームこそ12-10とデュースにもつれるも、リードを保ち続け、ゲームカウント3-0のストレートで勝利した。
写真:早田ひな(日本生命)/平野美宇(木下グループ)/提供:WTT
また女子ダブルス初戦では早田ひな(日本生命)/平野美宇(木下グループ)ペアが、チャン・リリー(アメリカ)/バラボラ・バラージョバー(スロバキア)と対戦。2ゲームリードの第3ゲームでは、両者一歩も引かない展開となるも12-10で早田/平野ペアが取りきり、2回戦進出となった。
15日日本選手試合結果
男子シングルス1回戦
〇篠塚大登(愛知工業大学)3-2 李尚洙(イサンス・韓国)
〇丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)3-1 廖振珽(リョウ・シンテイ・チャイニーズタイペイ)
女子シングルス1回戦
〇早田ひな(日本生命)3-0 銭天一(チェンティエンイ・中国)
〇平野美宇(木下グループ)3-0 FAN Shuhan(中国)
女子ダブルス1回戦
〇早田ひな(日本生命)/平野美宇(木下グループ) 3-0 チャン・リリー(アメリカ)/バラボラ・バラージョバー(スロバキア)
15日日本選手試合予定
男子シングルス2回戦
篠塚大登(愛知工業大学) – ワン・ヤン(スロバキア)
丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス) – CHEN Yuanyu(中国)
女子シングルス2回戦
早田ひな(日本生命) – リンダ・バルグストローム(スウェーデン)
平野美宇(木下グループ) – Xu Yi(中国)
女子ダブルス2回戦
早田ひな(日本生命)/平野美宇(木下グループ) – Xu Yi(中国)/FAN Shuhan(中国)
丹羽孝希インタビュー(2020年2月公開)
写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/撮影:伊藤圭