男子中国代表が圧巻10連覇達成 ドイツ代表に3-0完勝<世界卓球選手権2022> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:男子中国代表/提供:WTT

大会報道 男子中国代表が圧巻10連覇達成 ドイツ代表に3-0完勝<世界卓球選手権2022>

2022.10.11

文:ラリーズ編集部

<世界卓球選手権成都大会2022 日程:9月30日~10月9日 日程:成都(中国)>

世界選手権は最終日を迎え、男子団体の優勝国が決定した。

中国男子が10連覇達成

写真:王楚欽(ワンチューチン・中国)/提供:WTT

中国男子は決勝でドイツと対戦。準決勝での日本との激戦を制して勢いに乗った中国は、ゲームカウント3-0のストレートでドイツを下し、優勝を飾った。今大会で男子中国代表は世界選手権10連覇を達成した。

男子日本代表は準決勝で中国に敗れはしたものの、世界選手権初出場の及川瑞基(木下グループ)、横谷晟(愛知工業大)の大健闘や、ブラジル戦での活躍が光った戸上隼輔(明治大)、中国から2度の金星を挙げた張本智和(IMG)と、男子日本代表の層の厚さが見られる大会となった。

女子日本代表も、最年少ながらも5試合に出場した木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、冷静な試合運びを見せた佐藤瞳(ミキハウス)、豪快なプレーでチームを勢いづけた長﨑美柚(木下グループ)、豊富な経験でチームを引っ張った伊藤美誠(スターツ)と早田ひな(日本生命)と、男子同様に層の厚さや若いチームならではの勢いが感じられた。

今大会は開催都市・成都のロックダウンや、丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)の欠場など、様々な不安要素がありながらも、日本代表は堂々と戦い抜き、素晴らしい結果を残した。今後の活躍にも期待したい。

最終結果

男子団体

写真:男子日本代表/提供:WTT

優勝:中国
準優勝:ドイツ
3位:日本、韓国

女子団体

写真:女子日本代表/提供:WTT

優勝:中国
準優勝:日本
3位:チャイニーズタイペイ、ドイツ

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