文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTカップファイナル新郷2022 日時:2022年10月27日~30日 場所:新郷(中国)>
27日、WTTカップファイナル新郷が開幕し、男子シングルス1回戦でティモ・ボル(ドイツ)が林高遠(リンガオユエン・中国)をゲームカウント3-2で下した。
“皇帝”が中国越え
「ドイツの皇帝」の異名も持つボルは、41歳にして世界ランキング15位に位置する実力者。対する林高遠も、先日まで開催されていた世界選手権中国代表のメンバーとして金メダルを獲得し、世界ランキングも12位に位置する27歳の選手。
1回戦から好カードとなったこの試合は、林高遠が第1ゲームを先取し好スタートを切るが、続く第2、第3ゲームをボルが連取し。ボルが勝利に王手をかける。
追い詰められた林高遠は第4ゲームを奪ってゲームカウント2-2とするも、第5ゲームは序盤の攻防戦を制して流れを掴んだボルが10-5で先にマッチポイントを握り、最後は林高遠のボールがネットにかかり試合終了。フルゲームの激戦を制した41歳のボルが、林高遠を下した。
勝利したボルは、明日の準々決勝で張本智和(IMG)と対戦する。
男子シングルス1回戦
写真:林高遠(リンガオユエン・中国)/提供:WTT
〇ティモ・ボル(ドイツ)3-2 林高遠(リンガオユエン・中国)
9-11/11-9/11-8/6-11/11-5