文:ラリーズ編集部
<WTTコンテンダーアンマン 日時:2月6日~12日 場所:ヨルダン・アンマン>
11日、ヨルダンのアンマンにて開催中のWTTコンテンダーアンマンは6日目を迎え、男女シングルスの準々決勝と準決勝、男女ダブルスの準決勝、そして混合ダブルスの決勝が行われた。
伊藤美誠、強豪を破り決勝へ
写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:WTT
女子シングルス準決勝に登場した伊藤美誠(スターツ)は、ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)と対戦した。序盤から逆チキータやコースの打ち分けを意識した戦術で得点を重ねていき、第1ゲームを奪う。
その後も終始試合の主導権を伊藤が握り、3ゲームを連取して決勝進出を決めた。決勝では香港のエース・杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)と対戦する。
写真:ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)/提供:WTT
男子シングルス準決勝では、林詩棟(リンシドン・中国)が徐瑛彬(シュインビン)との中国勢対決を制して決勝進出を決めた。一方ではドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)がアルバーロ・ロブレス(スペイン)に3-1で勝利し、決勝に進んだ。
宇田/戸上ペアは中国ペアとの対戦に
写真:試合後の宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
男子ダブルス準決勝に進んだ宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)ペアは、ベンス・マヨロス/ナンダー・エチェキ(ハンガリー)と対戦。
台上技術を中心に得点を重ねていた宇田/戸上ペアだったが、第1ゲームの中盤でマヨロス/エチェキペアが棄権となった。
思わぬ形で決勝進出となった宇田/戸上ペアは、決勝で徐瑛彬(シュインビン)/LIU Yebo(中国)ペアと対戦する。若手対決となるが、宇田/戸上ペアが中国ペアを破り、優勝を飾れるか注目だ。
写真:鄭怡静(チェンイーチン)/李昱諄(リユジュン・チャイニーズタイペイ)/提供:WTT
女子ダブルスでは、急成長を遂げているプリティカ・パヴァデ/Camille LUTZ(フランス)ペアと、国際大会でも安定感のある強さを見せる鄭怡静(チェンイーチン)/李昱諄(リユジュン・チャイニーズタイペイ)ペアが決勝に進んだ。
写真:林詩棟/蒯曼(クワイマン・中国)/提供:WTT
また、混合ダブルス決勝では林詩棟/蒯曼(クワイマン・中国)ペアが、オビディウ・イオネスク/ベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)ペアにストレートで勝利。WTTフィーダーアンマンに続いて2大会連続の優勝となった。
日本選手の試合結果、最終日となる12日の試合予定は以下の通り。
11日日本選手試合結果
女子シングルス準々決勝
〇伊藤美誠(スターツ)3-1 ブルーナ・タカハシ(ブラジル)
女子シングルス準決勝
〇伊藤美誠(スターツ) 3-0 ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)
男子ダブルス準決勝
〇宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)3-0 ベンス・マヨロス/ナンダー・エチェキ(ハンガリー)
12日試合予定
男子シングルス決勝
林詩棟(リンシドン・中国) – ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
女子シングルス決勝
伊藤美誠(スターツ) – 杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)
男子ダブルス決勝
宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)- 徐瑛彬(シュインビン)/LIU Yebo(中国)
女子ダブルス決勝
プリティカ・パヴァデ/Camille LUTZ(フランス) – 鄭怡静(チェンイーチン)/李昱諄(リユジュン・チャイニーズタイペイ)