文:ラリーズ編集部
<WTTコンテンダーアンマン 日時:2月6日~12日 場所:ヨルダン・アンマン>
9日、WTTコンテンダーアンマンが4日目を迎え、男女シングルスと男女ダブルスの1回戦が行われた。
戸上、伊藤が初戦突破
写真:戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
男子シングルスでは、全日本王者の戸上隼輔(明治大)がマルコス・マドリッド(メキシコ)と対戦。第1ゲームは相手のバックハンドに苦しみ6-9とリードを許すも、巧みなコース取りで揺さぶりをかけた戸上がこのゲームを13-11で逆転する。
そのまま勢いに乗った戸上は第2、第3ゲームを連取し、ゲームカウント3-0で初戦を突破した。2回戦で、戸上は世界卓球2021ダブルス金メダリストのクリスチャン・カールソン(スウェーデン)と対戦する。
写真:宇田幸矢(明治大)/提供:WTT
一方、宇田幸矢(明治大)はベネディクト・デューダ(ドイツ)と対戦。前半、バックサイドを攻められ2ゲームを連取され後が無くなり、第3ゲームもマットポイントを奪われる展開となる。
しかしここから得意のフォアハンドを武器に得点を重ね、15-13で第3ゲームを逆転で奪う。しかし第4ゲームは接戦となるも9-11で取られ、ゲームカウント1-3で初戦敗退となった。
写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:WTT
女子シングルスでは、伊藤美誠(スターツ)はAKULA Sreeja(インド)と対戦。序盤から相手の変化ラバーに対応し、第1、第2ゲームを取る。第3ゲームこそ9-11で落とすも、第4ゲームをスピードのある両ハンドで攻め、2回戦進出を決めた。
伊藤は2回戦で、鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)と対戦する。2022年のWTTコンテンダーザグレブではゲームカウント3-1で勝利しているものの、先日のTリーグのビクトリーマッチでは敗れており、接戦になることが見込まれる。
宇田/戸上ペアが香港ペアを下す
写真:宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)はKWAN Man Ho/LI HON MING(中国香港)と対戦。前半の拮抗した2ゲームをものにすると第4ゲームを11-7で取り、ゲームカウント3-1で勝利を収めた。
宇田/戸上ペアは2回戦ではBastien REMBERT/Jules ROLLAND(フランス)ペアとの対戦となる。
日本選手の試合結果、9日の試合予定は以下の通り。
9日日本選手試合結果
男子シングルス1回戦
〇戸上隼輔(明治大)3-0 マルコス・マドリッド(メキシコ)
13-11/11-4/11-6
宇田幸矢(明治大)1-3 ベネディクト・デューダ(ドイツ)〇
7-11/12-14/15-13/9-11
女子シングルス1回戦
〇伊藤美誠(スターツ)3-1 AKULA Sreeja(インド)
11-6/11-7/9-11/11-7
男子ダブルス1回戦
〇宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)3-1 KWAN Man Ho/LI HON MING(中国香港)
11-9/15-13/7-11/11-7
10日日本選手試合予定
男子シングルス2回戦
戸上隼輔(明治大)- クリスチャン・カールソン(スウェーデン)
女子シングルス2回戦
伊藤美誠(スターツ)- 鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)
男子ダブルス2回戦
宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)- Bastien REMBERT/Jules ROLLAND(フランス)