写真:田中佑汰(愛知工業大)と神巧也(ファースト)/提供:WTT
大会報道 田中佑汰、神巧也が参戦 ドイツ勢では2大会連続V狙う選手も<WTTフィーダーデュッセルドルフⅡ見どころ>
2023.02.20
文:ラリーズ編集部
<WTTフィーダーデュッセルドルフⅡ 日時:2月21日~24日 場所:ドイツ・デュッセルドルフ>
17日まで熱戦を繰り広げていたドイツ・デュッセルドルフにて、21日からはWTTフィーダーデュッセルドルフⅡが開幕する。日本からは男子シングルスに田中佑汰(愛知工業大)と神巧也(ファースト)が参戦する。
男子シングルス見どころ
写真:神巧也(ファースト)/提供:WTT
田中と神はともに2022年11月以来の国際大会出場となり、2023年は初参戦となる。2023年の全日本選手権では、田中は男子シングルスと混合ダブルスで、神は男子ダブルスでランク入りするなど、日本トップクラスの実力を誇る。
好調の勢いのまま、今年初の国際大会優勝を狙えるか。本戦から出場する彼らの試合に目が離せない。
写真:Cedric MEISSNER(ドイツ)/提供:WTT
海外勢では、17日に行われたWTTフィーダーデュッセルドルフⅠで優勝を飾ったCedric MEISSNER(ドイツ)に注目が集まる。
LIU Yebo(中国)やデニ・コズル(スロベニア)などデュッセルドルフⅠ大会で勝利を争った選手はもちろんのこと、オビディウ・イオネスク(ルーマニア)やティアゴ・アポロニア(ポルトガル)、そしてパトリック・フランチスカ(ドイツ)らが参戦する。
一気にレベルの上がった今大会で、Cedric MEISSNERが2大会連続優勝を成し遂げるかにも注目だ。
女子シングルス見どころ
写真:Annett KAUFMANN(ドイツ)/提供:WTT
女子シングルスでは、デュッセルドルフⅠ大会で中国勢を破り、優勝を掴んだ16歳、Annett KAUFMANN(ドイツ)が今大会も優勝を狙う。
デュッセルドルフⅠ大会では準決勝、決勝と中国選手に勝利を挙げるなど、勢い猛々しいドイツ次世代の若手選手がどのような活躍を見せるのか。
写真:プリティカ・パヴァデ(フランス)/提供:WTT
またKAUFMANNをはじめ、プリティカ・パヴァデ(フランス)やZONG Geman(中国)といった10代の選手も数多く参加する。期待の若手選手達の、格上選手との激闘に注目だ。
男子ダブルス見どころ
写真:賽林威(サイリンウェイ)/CAO Wei(中国)/提供:WTT
男子ダブルスでは、2023年の国際大会は全て中国勢が優勝を飾っている。
WTTフィーダーデュッセルドルフⅠでは賽林威(サイリンウェイ)/CAO Wei(中国)ペアが優勝を果たしたが、今大会で連覇を狙い、中国勢の無敗記録を伸ばすことができるか。
女子ダブルス見どころ
写真:HUANG Yi-Hua/HUANG Yu-Jie(チャイニーズタイペイ)/提供:WTT
女子ダブルスでは、HUANG Yi-Hua/HUANG Yu-Jie(チャイニーズタイペイ)ペアに注目したい。
前回大会で初めてペアを組むと、準々決勝で中国ペアに勝利、そのままの勢いで初優勝を掴んでいる。今大会では予選からの出場となるが、ペアの連勝はどこまで続くか。
混合ダブルス見どころ
写真:パトリック・フランチスカ/シャン・シャオナ(ドイツ)/提供:WTT
混合ダブルスではドイツの2ペアが優勝候補に挙げられる。1組目は、前回大会で優勝したCedric MEISSNER/WAN Yuan(ドイツ)ペアだ。中国香港や中国のペアに白星を挙げるなど好調の様相を呈している。
もう1組は、WTTコンテンダーダーバンでベスト4に入ったパトリック・フランチスカ/シャン・シャオナ(ドイツ)ペアだ。
両選手とも単複で国際大会の上位に進出する強力ペアであるが、ドイツ勢同士による決勝となるか、他のペアが立ちはだかるのか見物だ。
日本勢出場選手
男子シングルス
田中佑汰(愛知工業大)
神巧也(ファースト)