文:ラリーズ編集部
<WTTフィーダーデュッセルドルフⅡ 日時:2月21日~24日 場所:ドイツ・デュッセルドルフ>
22日、WTTフィーダーデュッセルドルフⅡでは、男女シングルス2回戦、男女ダブルス、混合ダブルス1回戦が行われた。
田中佑汰がベスト16進出
男子シングルス2回戦から登場した田中佑汰(愛知工業大)は、東京五輪ナイジェリア代表のオラジデ・オモタヨ(ナイジェリア)とのフルゲームの激戦を制して勝ち上がった、SIPOS Rares(ルーマニア)と対戦した。
写真:SIPOS Rares(ルーマニア)/提供:WTT
田中はサービスで得点を重ね、幸先良く第1ゲームを先取する。第2ゲームでは、SIPOSが特徴的なフォームのバックサービスから、威力ある両ハンドを見せ1ゲームを奪い返し、第3ゲームもSIPOSがリードを広げる展開となる。
写真:田中佑汰(愛知工業大)/提供:WTT
しかしここから田中が相手のフォアを巧みに攻め、逆転で第3ゲームを奪うと、力強い両ハンドと丁寧なサービス、レシーブで得点を重ね、第4ゲームを11-6で連取し、勝利を決めた。
田中は3回戦で、今大会第2シードのティアゴ・アポロニア(ポルトガル)に勝利した、賽林威(サイリンウェイ・中国)との対戦となる。
神巧也、惜しくも初戦敗退
男子シングルス1回戦に登場した神巧也(ファースト)は、世界卓球2022代表の黄彦誠(ハンヤンチェン・チャイニーズタイペイ)と対戦。
強烈な変化のサービスでチャンスを作り、フォアドライブを叩き込んだ神が1ゲームを先取。バックハンドでも先手を取り、第2ゲームも連取、勝利まであと1ゲームに迫る。
写真:神巧也(ファースト)/提供:WTT
しかし第3ゲームは7-4とリードするも、ラリー戦で対応力を見せた黄に、逆転でこのゲームを奪われる、第4ゲームも連取され、勝負は最終ゲームへ。
最終ゲームではバックハンドで得点を重ね、最後は神のフォアドライブに真正面から挑み、打ち勝った黄が大逆転で勝利。神は惜しくも初戦敗退となった。
22日の日本選手試合結果、23日試合予定は以下の通り。
22日日本選手試合結果
男子シングルス1回戦
神巧也(ファースト)2-3 黄彦誠(ハンヤンチェン・チャイニーズタイペイ)〇
11-4/11-5/9-11/8-11/8-11
男子シングルス2回戦
〇田中佑汰(愛知工業大)3-1 SIPOS Rares(ルーマニア)
11-5/7-11/11-8/11-6
23日日本選手試合予定
男子シングルス3回戦
田中佑汰(愛知工業大)‐ 賽林威(サイリンウェイ・中国)