文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTフィーダーアンタルヤ 日程:3月27日~4月1日 場所:アンタルヤ(トルコ)>
3月27日からトルコのアンタルヤにて開催された、WTTフィーダーアンタルヤは全種目が終了。各種目の優勝者が決まった。
張本美和が2冠
女子シングルス決勝では、今大会第1シードの張本美和(木下アカデミー)と、準決勝で世界卓球2022ドイツ代表のサビーネ・ウィンター(ドイツ)に3-0で勝利した安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)の日本人対決となった。
写真:安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)/提供:WTT
回転量の多い両ハンドで安藤を打ち抜いた張本が第1ゲームを先制するも、バックハンドでチャンスを作り、スマッシュを叩き込んだ安藤が第2ゲームを取り返す。
写真:張本美和(木下アカデミー)/提供:WTT
その後も互いに1ゲームずつ取り合う一進一退の攻防となり、勝負は最終ゲームへ。第5ゲームでは10-8と安藤がチャンピオンシップポイントを握るも、ラリー戦で粘りを見せた張本逆転。13-11でこのゲームを張本が制し、見事女子シングルス優勝を飾った。
写真:張本美和(木下アカデミー)/安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)/提供:WTT
また女子ダブルス決勝では張本/安藤ペアが、台湾のHuang Yu Wen/Li Yu-Jhun(チャイニーズタイペイ)と対戦。終始張本の両ハンドドライブと、安藤のスマッシュで得点を重ね、2ゲームを連取。
第3ゲームでも攻撃的なプレーを続けた張本/安藤が8-0までリードを広げ、11-2で勝利。ゲームカウント3-0で勝利を決め、女子ダブルス優勝を果たした。
張本は今大会、女子シングルスではシニアの国際大会初優勝、また女子ダブルスと合わせて単複2冠を果たした。
男子シングルスでは、第1シードのキャン・アキュズ(フランス)を下したAndreas LEVENKO(オーストリア)が優勝を果たした。
各種目の試合結果は以下の通り。
女子シングルス決勝
〇張本美和(木下アカデミー)3-2 安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)
11-4/7-11/11-6/9-11/13-11
女子ダブルス決勝
〇張本美和(木下アカデミー)/安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)3-0 Huang Yu Wen/Li Yu-Jhun(チャイニーズタイペイ)
11-7/11-8/11-2
男子シングルス
優勝:Andreas LEVENKO(オーストリア)
写真:Andreas LEVENKO(オーストリア)/提供:WTT
準優勝:Adrien RASSENFOSSE(ベルギー)
写真:Adrien RASSENFOSSE(ベルギー)/提供:WTT
3位:Lilian BARDET(フランス)、Amir Hossein HODAEI(イラン)
女子シングルス
優勝:張本美和(木下アカデミー)
写真:張本美和(木下アカデミー)/提供:WTT
準優勝:安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)
写真:安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)/提供:WTT
3位:サビーネ・ウィンター(ドイツ)、CHANG Li Sian Alice(マレーシア)
男子ダブルス
優勝:アイザック・クエク/PANG Yew En Koen(シンガポール)
写真:アイザック・クエク/PANG Yew En Koen(シンガポール)/提供:WTT
準優勝:Adrian RASSENFOSSE(ベルギー)/Mehdi BOULOUSSA(アルジェリア)
3位:CHOONG Javen/WONG QI SHEN(マレーシア)、Eduard IONESCU/Darius MOVIEANU(ルーマニア)
女子ダブルス
優勝:張本美和(木下アカデミー)/安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)
写真:張本美和(木下アカデミー)/安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)/提供:WTT
準優勝:Huang Yu Wen/Li Yu-Jhun(チャイニーズタイペイ)
3位:Yuan WAN/Chantal MANTZ(ドイツ)、LIU Hsing Yin/HUANG Yi Hua(チャイニーズタイペイ)
混合ダブルス
優勝:CHEW Zhe Yu Clarence/曾尖(ゼンジャン・シンガポール)
写真:CHEW Zhe Yu Clarence/曾尖(ゼンジャン・シンガポール)/提供:WTT