文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTコンテンダーザグレブ2023 日程:6月26日~7月2日 場所:ザグレブ(クロアチア)>
6月26日から開幕した、WTTコンテンダーザグレブ2023。大会5日目の6月30日には、各種目の本戦が行われた。
早田が日本人対決制す
女子シングルス2回戦では、早田ひな(日本生命)と森さくら(日本生命)の日本人対決となった。序盤から安定感のあるプレーで得点を重ねた早田が2ゲームを連取。
写真:森さくら(日本生命)/提供:WTT
第3ゲームを13-11で奪い返した森だったが、スタートダッシュを決め第4ゲームを11-4で取った早田がゲームカウント3-1で日本人対決を制した。
写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT
女子シングルス1回戦で銭天一(チェンティエンイ・中国)を相手に金星を上げた小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)は、2回戦では梁夏銀(ヤンハウン・韓国)との対戦となった。
写真:小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:WTT
第1ゲームを11-7で奪うと、変幻自在なカットプレーで得点を重ねた小塩が第2、第3ゲームを連取。ゲームカウント3-0で勝利を決め、3回戦に進出した。
写真:平野美宇(木下グループ)/提供:WTT
同じく女子シングルス2回戦に進出した平野美宇(木下グループ)は、崔孝珠(チェヒョジュ・韓国)に対し、速攻プレーで得点を重ねゲームカウント3-1で勝利。3回戦進出となった。
写真:木原美悠(木下グループ)/提供:WTT
木原美悠(木下グループ)は劉瑋珊(リウウェイシャン・中国)にフルゲームデュースの激戦の末惜しくも敗戦。また張本美和(木下アカデミー)は蒯曼(クワイマン・中国)にゲームカウント1-3で敗れ、中国選手の壁に阻まれた。
戸上は中国選手に敗れる
男子シングルス2回戦では、戸上隼輔(明治大)は中国の若手・向鵬(シャンパン・中国)との対戦となった。1回戦では世界ランキング6位のウーゴ・カルデラノ(ブラジル)を破った戸上は、この試合でも積極的な攻めで第1ゲームを奪う。
写真:向鵬(シャンパン・中国)/提供:WTT
流れに乗りたい戸上だったが、打ち合いを制した向鵬が第2ゲームを奪い返す。第3ゲームではデュースの接戦になり戸上がゲームポイントを握るも、勝負強さを見せた向鵬がこのゲームを奪う。第4ゲームでも主導権を握り続けた向鵬がゲームカウント3-1で勝利し、戸上は2回戦敗退となった。
写真:戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
日本選手の試合結果、30日の試合予定は以下の通り。
日本選手男子シングルス2回戦試合結果
戸上隼輔(明治大)1-3 向鵬(シャンパン・中国)〇
日本選手女子シングルス2回戦試合結果
〇早田ひな(日本生命)3-1 森さくら(日本生命)
〇平野美宇(木下グループ)3-1 崔孝珠(チェヒョジュ・韓国)
木原美悠(木下グループ)2-3 劉瑋珊(リウウェイシャン・中国)〇
張本美和(木下アカデミー)1-3 蒯曼(クワイマン・中国)〇
〇小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)3-0 梁夏銀(ヤンハウン・韓国)
日本選手女子シングルス3回戦試合予定
早田ひな(日本生命)‐ 田志希(チョンジヒ・韓国)
平野美宇(木下グループ)‐ 劉瑋珊(リウウェイシャン・中国)
小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)- 蒯曼(クワイマン・中国)