写真:木原美悠(木下グループ)/提供:WTT
大会報道 日本代表・木原美悠、世界ランク9位との“同学年対決”制す 早田ひなはバースデー白星<卓球・WTTスターコンテンダーリュブリャナ2023>
2023.07.08
文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTスターコンテンダーリュブリャナ2023 日程:7月3日~7月9日 場所:リュブリャナ(スロベニア)>
7日、WTTスターコンテンダーリュブリャナ2023は大会5日目を迎えた。
木原美悠が8強入り果たす
女子シングルス3回戦では、木原美悠(木下グループ)が世界ランキング9位の申裕斌(シンユビン・韓国)と対戦。
写真:申裕斌(シンユビン・韓国)/提供:WTT
木原と申裕斌はともに2004年生まれ。同学年対決となったこの試合は申裕斌が2ゲームを先取し、木原を追い詰める。しかし、木原はそこから驚異の粘りを見せて2ゲームを連取。
最終第5ゲームは木原が先にマッチポイントを握るも、申裕斌にジワジワと点差を詰められる苦しい展開に。しかし、最後は木原が11-9で取り切って勝利。フルゲームの激戦を制した木原が準々決勝進出を決めた。
写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT
その他には、女子シングルス3回戦では早田ひな(日本生命)と張本美和(木下グループ)の日本勢対決も実現。ここ数ヶ月で急成長を遂げている張本だったが、早田が世界ランキング1桁台の力を見せ、ストレートで完勝。この日、23歳の誕生日を迎えた早田が、“バースデー白星”を掴んで準々決勝に駒を進めた。
男子シングル3回戦では、前日に張本智和(智和企画)を下した戸上隼輔(明治大)が、アンドレイ・ガチーナ(クロアチア)とのフルゲームの激戦を制して準々決勝進出を決めた。
写真:周启豪(ジョウチーホウ・中国)/提供:WTT
また、男子シングル3回戦では、東京五輪男子シングルス金メダリストの馬龍(マロン・中国)が世界ランキング24位の周启豪(ジョウチーホウ・中国)に敗れる波乱もあった。
7日の日本選手試合予定
男子シングルス3回戦
〇戸上隼輔(明治大)3-2 アンドレイ・ガチーナ(クロアチア)
女子シングルス3回戦
張本美和(木下アカデミー)0-3 早田ひな(日本生命)〇
長﨑美柚(木下グループ)0-3 王曼昱(ワンマンユ・中国)〇
〇木原美悠(木下グループ)3-2 申裕斌(シンユビン・韓国)
森さくら(日本生命)0-3 蒯曼(クワイマン・中国)〇
〇伊藤美誠(スターツ)3-1 サウェータブット・スターシニー(タイ)
8日の日本選手試合予定
男子シングルス準々決勝
戸上隼輔(明治大)- ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)
女子シングルス準々決勝
早田ひな(日本生命)- 孫頴莎(スンイーシャ・中国)
木原美悠(木下グループ)- 王曼昱(ワンマンユ・中国)
伊藤美誠(スターツ)- 蒯曼(クワイマン・中国)