文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTコンテンダーリオデジャネイロ2023 日程:8月7日~8月13日 場所:ブラジル・リオデジャネイロ>
11日、WTTコンテンダーリオデジャネイロは大会5日目を迎えた。
松島輝空がフレイタスを撃破
男子シングルス2回戦では、世界ランキング134位の松島輝空(木下アカデミー)と、同27位の李尚洙(イサンス・韓国)が対戦。Tリーグでもプレーした経験を持ち、東京五輪韓国代表にも選ばれた実力者に対して、松島は序盤から果敢な攻めを見せる。第1ゲームこそ落としたものの、第2ゲームを11-8で奪うと、第3ゲームもデュースを制して奪取。勝利に王手をかける。
続く第4ゲームは李尚洙の台上プレーや両ハンドの安定感にに苦しめられるも、松島もフォアハンドで積極的に攻め、10-8で先にマッチポイントを握る。そこから1点奪われるも、最後は松島のバックドライブを李尚洙がオーバーして勝負あり。ゲームカウント3-1で松島が李尚洙を下し、男子シングルスベスト8入りを果たした。
同じく男子シングルス2回戦では、及川瑞基(木下グループ)と荘智淵(チュアンチーユアン・チャイニーズタイペイ)が対戦。及川が第2、第3ゲームを奪って先に王手をかけるも、荘智淵が第4、第5ゲームを連取し、ゲームカウント2-3で惜しくも敗れた。
また、男子ダブルスにも出場していた及川瑞基/松島輝空ペアは、趙勝敏(チョスンミン)/呉晙誠(オジュンソン・韓国)ペアにゲームカウント2-3で惜敗し、2大会連続の優勝を逃す形となった。
写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT
女子シングルス2回戦では早田ひな(日本生命)がクリスティーナ・ケルべリ(スウェーデン)と対戦。ゲームカウント3-0で勝利し、危なげなくベスト8入りを決めた。
日本選手11日試合結果
男子シングルス2回戦
〇松島輝空(木下アカデミー)3-1 李尚洙(イサンス・韓国)
及川瑞基(木下グループ)2-3 荘智淵(チュアンチーユアン・チャイニーズタイペイ)〇
男子ダブルス準々決勝
及川瑞基(木下グループ)/松島輝空(木下アカデミー)2-3 趙勝敏(チョスンミン)/呉晙誠(オジュンソン・韓国)〇
女子シングルス2回戦
〇早田ひな(日本生命)3-0 クリスティーナ・ケルべリ(スウェーデン)
日本選手12日試合予定
男子シングルス準々決勝
松島輝空(木下アカデミー)- ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
女子シングルス準々決勝
早田ひな(日本生命)- プリティカ・パヴァド(フランス)