林昀儒、中国のホープ撃破で今季国際大会初V 及川瑞基は東京五輪韓国代表下す<卓球・WTTコンテンダーアルマトイ2023> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)/提供:WTT

大会報道 林昀儒、中国のホープ撃破で今季国際大会初V 及川瑞基は東京五輪韓国代表下す<卓球・WTTコンテンダーアルマトイ2023>

2023.09.04

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTコンテンダーアルマトイ2023 日程:8月29日〜9月3日 場所:アルマトイ(カザフスタン)>

9月3日、WTTコンテンダーアルマトイ2023の全日程が終了し、各種目で優勝選手が決定した。

林昀儒が今シーズン初V

男子シングルス決勝では、世界ランキング9位の22歳・林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)と同46位の20歳・向鵬(シャンパン)が対戦。第1ゲームは向鵬が11-4と大きく差をつけてゲームを奪うが、第2、第3ゲームは、林昀儒がデュースを制してゲームを奪取する。


写真:向鵬(シャンパン・中国)/提供:WTT

ゲームカウント2-1とリードを奪って流れを掴んだ林昀儒は、第4ゲームも11-9で制すると、第5ゲームも11-7で勝利。ゲームカウント4-1で向鵬を下し、今シーズン初の国際大会シングルス優勝を飾った。


写真:蒯曼(クアイマン・中国)/提供:WTT

女子シングルス決勝では、世界ランキング27位の19歳・蒯曼(クアイマン・中国)と同24位の25歳・范思琦(ファンシチ・中国)が対戦。第2ゲームこそデュースまでもつれるも、試合全体を通してゲームを支配した蒯曼が、ゲームカウント4-0で完勝。2月のWTTフィーダーアンマンに続いて、今シーズン国際大会で2度目の優勝を掴んだ。


写真:及川瑞基(木下グループ)/提供:WTT

なお。今大会の日本勢では、及川瑞基(木下グループ)が男子シングルスで本戦出場を果たした。1回戦では東京五輪韓国代表の李尚洙(イサンス)を下すなど善戦するも、2回戦で優勝した林昀儒に敗れ、ベスト16で大会を終えた。

WTTコンテンダーアルマトイ2023最終結果

男子シングルス


写真:男子シングルス表彰式/提供:WTT

1位:林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)
2位:向鵬(シャンパン・中国)
3位:トルルス・モーレゴード(スウェーデン)、マルコス・フレイタス(ポルトガル)

女子シングルス


写真:女子シングルス表彰式/提供:WTT

1位:蒯曼(クアイマン・中国)
2位:范思琦(ファンシチ・中国)
3位:ニーナ・ミッテルハム(ドイツ)、石洵瑶(シシュンヤオ・中国)

男子ダブルス


写真:男子ダブルス表彰式/提供:WTT

1位:徐瑛彬(シュインビン)/林詩棟(リンシドン・中国)
2位:趙勝敏(チョスンミン)/李尚洙(イサンス・韓国)
3位:徐海東(シュハイドン)/孫聞(スンウェン・中国)、キャン・アキュズ/フェリックス・ルブラン(フランス)

女子ダブルス


写真:女子ダブルス表彰式/提供:WTT

1位:蒯曼(クアイマン)/陳熠(チェンイー・中国)
2位:范思琦(ファンシチ)/劉煒珊(リュウウェイシャン・中国)
3位:KIM Seoyun/金可英(キムハヨン・韓国)、金娜英(キムナヨン)/リー・ジオン(韓国)

混合ダブルス


写真:混合ダブルス表彰式/提供:WTT

1位:趙大成(チョデソン)/朱芊曦(チュチョンヒ・韓国)
2位:林昀儒(リンユンジュ)/陳思羽(チェンズーユ・チャイニーズタイペイ)
3位:アレクシス・ルブラン/ユアン・ジャナン(フランス)、向鵬(シャンパン)/劉煒珊(リュウウェイシャン・中国)

WTTコンテンダーアルマトイ2023日本勢最終結果

男子シングルス

及川瑞基(木下グループ):ベスト16
吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ):予選3回戦敗退
英田理志(HRマネージメント):予選2回戦敗退
渡辺裕介(協和キリン):予選1回戦敗退

男子ダブルス

及川瑞基(木下グループ)/吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ):ベスト8
渡辺裕介(協和キリン)/Ludovic GOMBOS(アメリカ):予選1回戦敗退

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