文：ラリーズ編集部
＜第19回アジア競技大会卓球競技 日程：9月22日～10月2日 場所：杭州（中国）＞
第19回アジア競技大会が、9月22日より中国の杭州にて開幕する。男女団体・シングルス・ダブルスおよび混合ダブルスの計7種目が行われ、各国の代表選手がアジアの頂点を目指す。
予選会を勝ち抜いた選手が参戦
アジア競技大会は、4年に1度開催されるアジアの頂点を決める大会。「アジアの五輪」とも呼ばれ、前回は2018年にインドネシアのジャカルタで開催された。なお、第19回アジア競技大会は2022年に開催予定であったが、新型コロナウイルスの影響で開催が1年延期となっていた。
写真：吉村真晴（TEAM MAHARU）/提供：WTT
日本からは男子が張本智和（智和企画）、吉村真晴（TEAM MAHARU）、戸上隼輔（明治大）、及川瑞基（木下グループ）、松下大星（クローバー歯科カスピッズ）、女子は早田ひな（日本生命）、平野美宇（木下グループ）、木原美悠（木下グループ）、長﨑美柚（木下グループ）、張本美和（木下アカデミー）が代表に選出されている。
写真：早田ひな（日本生命）/提供：WTT
なお、男子は張本と吉村、女子は早田と平野がシングルスに出場する。アジア競技大会のシングルスはパリ五輪選考ポイントの対象となるため、一つでも多く勝ち上がってポイントを獲得したいところだ。
写真：樊振東（ファンジェンドン・中国）/提供：WTT
開催国の中国は、男子が樊振東（ファンジェンドン）、林高遠（リンガオユエン）ら、女子が孫頴莎（スンイーシャ）、陳夢（チェンムン）らが代表に選出されている。男女ともに代表選手の全員が世界ランキング1桁台となっている中国は、優勝候補筆頭。そんな「絶対王者」に日本をはじめ、韓国、中国香港、チャイニーズタイペイなど、アジアの強豪国が挑んでいくことになる。
日本代表選手出場種目
男子団体
張本智和（智和企画）
吉村真晴（TEAM MAHARU）
戸上隼輔（明治大）
及川瑞基（木下グループ）
松下大星（クローバー歯科カスピッズ）
女子団体
早田ひな（日本生命）
平野美宇（木下グループ）
木原美悠（木下グループ）
長﨑美柚（木下グループ）
張本美和（木下アカデミー）
男子シングルス
張本智和（智和企画）
吉村真晴（TEAM MAHARU）
女子シングルス
早田ひな（日本生命）
平野美宇（木下グループ）
男子ダブルス
吉村真晴（TEAM MAHARU）/戸上隼輔（明治大）
及川瑞基（木下グループ）/松下大星（クローバー歯科カスピッズ）
女子ダブルス
平野美宇/長﨑美柚（木下グループ）
木原美悠（木下グループ）/張本美和（木下アカデミー）
混合ダブルス
張本智和（智和企画）/早田ひな（日本生命）
戸上隼輔（明治大）/木原美悠（木下グループ）
主な参加国の代表選手
中国
樊振東（ファンジェンドン）
林高遠（リンガオユエン）
梁靖崑（リャンジンクン）
王楚欽（ワンチューチン）
馬龍（マロン）
孫頴莎（スンイーシャ）
陳夢（チェンムン）
王藝迪（ワンイーディ）
王曼昱（ワンマンユ）
陳幸同（チェンシントン）
韓国
張禹珍（ジャンウジン）
安宰賢（アンジェヒョン）
林鐘勲（イムジョンフン）
呉晙誠（オジュンソン）
朴康賢（パクガンヒョン）
徐孝元（ソヒョウォン）
申裕斌（シンユビン）
梁夏銀（ヤンハウン）
田志希（チョンジヒ）
李恩慧（イウンヘ）
アジア競技大会で獲得できる2024年パリ五輪選考ポイント
優勝：80
準優勝：60
ベスト4：40
ベスト8：20
ベスト16：10
ベスト32：5
パリ五輪選考ポイントランキングTOP10（9/20時点）
男子
1位：張本智和（智和企画） 565.5
2位：戸上隼輔（明治大） 404
3位：田中佑汰（個人） 302
4位：篠塚大登（愛知工業大） 273
5位：吉山僚一（日本大） 208
6位：曽根翔（T.T彩たま） 207
7位：宇田幸矢（明治大） 183
8位：吉村真晴（TEAM MAHARU） 170
9位：及川瑞基（木下グループ） 152.5
10位：横谷晟（愛知工業大） 134
女子
1位：早田ひな（日本生命） 640.5
2位：平野美宇（木下グループ） 420
3位：伊藤美誠（スターツ） 409.5
4位：木原美悠（木下グループ） 268
5位：佐藤瞳（ミキハウス） 230
6位：張本美和（木下アカデミー） 226.5
7位：長﨑美柚（木下グループ） 202
8位：芝田沙季（ミキハウス） 185
9位：大藤沙月（ミキハウス） 162
10位：森さくら（日本生命） 159.5
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