世界ランク1位・2位の頂上決戦は王楚欽に軍配 日本代表はメダル3つで大会を終える<杭州アジア競技大会卓球競技> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:王楚欽(ワンチューチン・中国)/提供:WTT

大会報道 世界ランク1位・2位の頂上決戦は王楚欽に軍配 日本代表はメダル3つで大会を終える<杭州アジア競技大会卓球競技>

2023.10.03

文:ラリーズ編集部

<第19回アジア競技大会卓球競技 日程:9月22日~10月2日 場所:杭州(中国)>

10月3日、第19回アジア競技大会卓球競技は大会最終日を迎え、大会の全種目が終了した。

王楚欽が初の金メダル獲得

最終日には男子シングルスと女子ダブルスが決勝まで開催され、女子ダブルスでは準決勝で張本美和(木下アカデミー)/木原美悠(木下グループ)ペアに勝利した、田志希(チョンジヒ)/申裕斌(シンユビン・韓国)ペアが優勝に輝いた。

男子シングルス準決勝では、王楚欽(ワンチューチン・中国)が黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)、樊振東(ファンジェンドン・中国)が張禹珍(ジャンウジン・韓国)を下して決勝に駒を進めた。

決勝では、世界ランキング1位の樊振東と同2位の王楚欽が激突。これまでの国際大会でも何度もぶつかってきたこの2人の試合は、互いに激しい打ち合いでゲームを取り合い、まさに“頂上決戦”という言葉が相応しいほどの激戦となる。


写真:樊振東(ファンジェンドン・中国)/提供:WTT

ゲームカウント3-3となった最終第7ゲームでは、樊振東が7-4とリードするも、そこから王楚欽が怒涛の追い上げを見せて11-8で勝利。フルゲームの激闘を制した王楚欽が、アジア競技大会男子シングルスで自身初の金メダルを獲得した。

また、今大会の男女日本代表は、女子団体で銀メダル、女子シングルスで銀メダル(早田ひな)、女子ダブルスで銅メダル(張本美和/木原美悠ペア)と、計3つのメダル獲得となった。

アジア選手権2023最終結果

男子シングルス

1位:王楚欽(ワンチューチン・中国)
2位:樊振東(ファンジェンドン・中国)
3位:張禹珍(ジャンウジン・韓国)、黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)

女子シングルス

1位:孫頴莎(スンイーシャ・中国)
2位:早田ひな(日本生命)
3位:申裕斌(シンユビン・韓国)、王藝迪(ワンイーディ・中国)

男子ダブルス

1位:樊振東(ファンジェンドン)/王楚欽(ワンチューチン・中国)
2位:張禹珍(ジャンウジン)/林鐘勳(イムジョンフン・韓国)
3位:荘智淵(チュアンチーユエン)/林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)、ニマ・アラミヤン/ノシャドアラミヤン(イラン)

女子ダブルス

1位:田志希(チョンジヒ)/申裕斌(シンユビン・韓国)
2位:CHA Suyong/PAK Sugyong(北朝鮮)
3位:張本美和(木下アカデミー)/木原美悠(木下グループ)、スティルタ・ムカルジー/アイヒカ・ムカルジー(インド)

混合ダブルス

1位:王楚欽(ワンチューチン)/孫穎莎(スンイーシャ・中国)
2位:林高遠(リンガオユエン)/王藝迪(ワンイーディ・中国)
3位:張禹珍(ジャンウジン)/田志希(チョンジヒ・韓国)、林鐘勲(イムジョンフン)/申裕斌(シンユビン・韓国)

男子団体

1位:中国
2位:韓国
3位:イラン、チャイニーズタイペイ

女子団体

1位:中国
2位:日本
3位:韓国、タイ

日本選手最終結果

男子シングルス

張本智和(智和企画):ベスト8
吉村真晴(TEAM MAHARU):ベスト16

女子シングルス

早田ひな(日本生命):2位
平野美宇(木下グループ):ベスト16

男子ダブルス

松下大星(クローバー歯科カスピッズ)/及川瑞基(木下グループ):ベスト8
吉村真晴(TEAM MAHARU)/戸上隼輔(明治大):ベスト32

女子ダブルス

張本美和(木下アカデミー)/木原美悠(木下グループ):3位
平野美宇(木下グループ)/張本美和(木下アカデミー):ベスト8

混合ダブルス

張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命):ベスト8

男子団体

ベスト8

女子団体

2位

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