早田ひなが笑顔のV 40歳のベテラン下して国際大会2連勝達成<卓球・WTTコンテンダーアンタルヤ2023> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT

大会報道 早田ひなが笑顔のV 40歳のベテラン下して国際大会2連勝達成<卓球・WTTコンテンダーアンタルヤ2023>

2023.10.23

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTコンテンダーアンタルヤ2023 日程:10月16~22日 場所:アンタルヤ(トルコ)>

22日、WTTコンテンダーアンタルヤは大会最終日を迎え、各種目の決勝が行われた。

早田ひながWTT2連勝

女子シングルス決勝では早田ひな(日本生命)とハン・イン(ドイツ)が対戦。ハン・インは40歳ながらも世界ランキング11位に位置している実力者で、粘り強いカットが特徴の選手として知られている。


写真:ハン・イン(ドイツ)/提供:WTT

そんな難敵に対して、早田は序盤から積極的な攻撃を見せて、第1ゲームを奪取。続く第2ゲームは、ハン・インが得意の変化をつけたカットで早田を揺さぶるが、早田は大崩れすることなくゲームを進め、11-9で勝利。続く第3ゲームも早田が制して、優勝に王手をかける。

追い詰められたハン・インはここから挽回したいところだったが、早田はハン・インに逆襲のスキを与えず、最後は11-6でゲームを制して試合終了。ストレート勝利を収めた早田が、今シーズン3度目のWTT制覇、ならびにWTT2大会連続優勝を成し遂げた。


写真:フェリックス・ルブラン(フランス)/提供:WTT

男子シングルス決勝では、世界ランキング14位のフェリックス・ルブラン(フランス)と同9位のドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)が対戦。ルブランが17歳、オフチャロフが35歳と、ヨーロッパの若手vsベテラン対決となったこの試合は、序盤から互いに一歩も引かない打撃戦となり、勝負はフルゲームにもつれ込む。

最終第7ゲームもデュースまでもつれるも、11-10でマッチポイントを握ったルブランが、サービスからの3球目フォアドライブをねじ込んで決着。フルゲームの激戦を制したルブランが、自身初のWTTシングルス優勝を飾った。

WTTコンテンダーアンタルヤ2023最終結果

男子シングルス


写真:フェリックス・ルブラン(フランス)/提供:WTT

1位:フェリックス・ルブラン(フランス)
2位:ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
3位:戸上隼輔(明治大)、アントン・ケルベリ(スウェーデン)

女子シングルス


写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT

1位:早田ひな(日本生命)
2位:ハン・イン(ドイツ)
3位:張本美和(木下アカデミー)、アディアナ・ディアコヌ(ルーマニア)

男子ダブルス


写真:林鐘勲(イムジョンフン)と安宰賢(アンジェヒョン・韓国)/提供:WTT

1位:林鐘勲(イムジョンフン)/安宰賢(アンジェヒョン・韓国)
2位:ナンダー・エチェキ/ベンス・マヨロス(ハンガリー)
3位:アントン・ケルベリ/クリスティアン・カールソン(スウェーデン)、パトリック・フランチスカ/ベネディクト・デューダ(ドイツ)

女子ダブルス


写真:パラナン・オラワンとサウェータブット・スターシニー(タイ)/提供:WTT

1位:パラナン・オラワン/サウェータブット・スターシニー(タイ)
2位:アディアナ・ディアコヌ(ルーマニア)/シャオ・マリア(スペイン)
3位:エリザベタ・サマラ/アンドレア・ドラゴマン(ルーマニア)、バラボラ・バラージョバー(スロバキア)/カミーユ・ルッツ(フランス)

混合ダブルス


写真:張本智和(智和企画)と早田ひな(日本生命)/提供:WTT

1位:張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)
2位:フェリックス・ルブラン/プリティカ・パヴァド(フランス)
3位:オビディウ・イオネスク/ベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)、アルバーロ・ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)

WTTコンテンダーアンタルヤ2023日本人選手最終結果

男子シングルス

戸上隼輔(明治大):3位
松島輝空(木下アカデミー):ベスト8
篠塚大登(愛知工業大):ベスト16

女子シングルス

早田ひな(日本生命):優勝
張本美和(木下アカデミー):3位
長﨑美柚(木下グループ):ベスト16

男子ダブルス

篠塚大登(愛知工業大)/戸上隼輔(明治大):ベスト8

女子ダブルス

※日本選手の出場はなし

混合ダブルス

張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命):優勝

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