16歳・松島輝空が中国越え 世界ランク2位はまさかの初戦敗退<卓球・WTTコンテンダー太原2023> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:松島輝空(木下アカデミー)/提供:WTT

大会報道 16歳・松島輝空が中国越え 世界ランク2位はまさかの初戦敗退<卓球・WTTコンテンダー太原2023>

2023.11.10

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTコンテンダー太原2023 日程:11月7~12日 場所:太原(中国)>

9日、WTTコンテンダー太原2023は大会3日目を迎え、各種目の本戦1回戦が行われた。

日本人選手5人が本戦に出場

男子シングルス1回戦では、16歳で世界ランキング36位の松島輝空(木下アカデミー)と、同22位の周启豪(ジョウチーホウ・中国)が対戦。試合は松島が先に2ゲームを先取し、その後2ゲームを取り返されてデュースにもつれる展開となるも、最終第5ゲームを11-7で松島が取り切って勝利。強敵を撃破して、2回戦に駒を進めた。

その他には、戸上隼輔(明治大)が安宰賢(アンジェヒョン・韓国)、吉村真晴(TEAM MAHARU)がハーメット・デサイ(インド)をそれぞれ下して、2回戦進出を決めた。


写真:木原美悠(木下グループ)/提供:WTT

女子シングルス1回戦では、木原美悠(木下グループ)が世界ランキング121位の金可英(キムハヨン・韓国)と対戦。木原は第1ゲームを11-5で制すると、そのままの勢いで2ゲームを連取。ストレートで勝利を収め、危なげなく2回戦進出を果たした。

一方、森さくら(日本生命)は呉穎嵐(ウーインラン・中国香港)と対戦。第2ゲームを11-3で奪って流れを掴むも、第3、第4ゲームをそれぞれデュースで落とし、ゲームカウント1-3で敗北。無念の初戦敗退となった。


写真:徐瑛彬(シュインビン・中国)/提供:WTT

また、男子シングルス1回戦では、世界ランキング2位で今大会第1シードの王楚欽(ワンチューチン・中国)が、同43位の徐瑛彬(シュインビン)に敗れる波乱が起こった。なお、勝利した徐瑛彬は2回戦で戸上と激突する。

9日の日本人選手試合結果

男子シングルス1回戦

〇松島輝空(木下アカデミー)3-2 周启豪(ジョウチーホウ・中国)

〇戸上隼輔(明治大)3-0 安宰賢(アンジェヒョン・韓国)

〇吉村真晴(TEAM MAHARU)3-1 ハーメット・デサイ(インド)

女子シングルス1回戦

森さくら(日本生命)1-3 呉穎嵐(ウーインラン・中国香港)〇

〇木原美悠(木下グループ)3-0 金可英(キムハヨン・韓国)

10日の日本人選手試合予定

男子シングルス2回戦

松島輝空(木下アカデミー)- 趙大成(チョデソン・韓国)

戸上隼輔(明治大)- 徐瑛彬(シュインビン・中国)

吉村真晴(TEAM MAHARU)- 林高遠(リンガオユエン・中国)

女子シングルス2回戦

木原美悠(木下グループ)- 李雅可(リヤケ・中国)

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