文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTコンテンダー太原2023 日程:11月7~12日 場所:太原(中国)>
11日、WTTコンテンダー太原2023は大会5日目を迎え、男子シングルスの準々決勝と準決勝が行われた。
戸上隼輔が中国越えで決勝へ
男子シングルス準々決勝で趙大成(チョデソン・韓国)を下した戸上隼輔(明治大)は、準決勝で世界ランキング11位の林詩棟(リンシドン・中国)と対戦。林詩棟は18歳にして既にシニアの国際大会で優勝を果たしている中国のホープ。この試合でも精度の高いサービスと安定感のあるバックハンドで序盤からポイントを重ね、第1ゲームを先取する。
写真:林詩棟(リンシドン・中国)/提供:WTT
戸上は出鼻をくじかれた形となるが、第2ゲームを15-13で制してもぎ取ると、その後は戸上が得意のフォアハンドを主体に両ハンドで攻める展開に。第3ゲームを11-8で奪うと、第4ゲームも10-6で先にマッチポイントを握る。その後2ポイントを奪われるも、最後は戸上のロングサービスを林詩棟がレシーブミスし、試合終了。
ゲームカウント3-1で勝利を挙げた戸上が決勝に駒を進め、自身初の国際大会シングルス優勝に王手をかけた。
男子シングルス準々決勝
〇戸上隼輔(明治大)3-1 趙大成(チョデソン・韓国)
14-16/11-4/11-9/12-10
男子シングルス準決勝
〇戸上隼輔(明治大)3-1 林詩棟(リンシドン・中国)
4-11/15-13/11-8/11-8