写真:ステファン・メンゲル(ドイツ)/提供:WTT
大会報道 世界ランク302位・35歳のメンゲルが悲願の国際大会初V 吉村和弘は3位入賞<卓球・WTTフィーダーヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア2023>
2023.11.27
文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTフィーダーヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア2023 日程:11月22~11月25日 場所:ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア(ポルトガル)>
25日、WTTフィーダーヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアは最終日を迎え、各種目の優勝者が決まった。
吉村和弘が3位入賞
男子シングルス決勝では、世界ランキング302位のステファン・メンゲル(ドイツ)と同38位の安宰賢(アンジェヒョン・韓国)が対戦。メンゲルは地元・ポルトガルのティアゴ・アポロニア、マルコス・フレイタスらを、安宰賢は高承睿(ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ)、エマニュエル・ルベッソン(フランス)らを下して、決勝に勝ち上がってきた。
試合は第1ゲームからデュースにもつれる接戦となるも、メンゲルが第2ゲームから3ゲーム連取を果たして、ゲームカウント3-1で勝利。35歳にして自身初の国際大会シングルス制覇を果たした。
写真:石洵瑶(シシュンヤオ・中国)/提供:WTT
女子シングルス決勝では、世界ランキング64位の石洵瑶(シシュンヤオ・中国)と同136位のYANG Yiyun(中国)が対戦。同士討ちとなったこの試合は、石洵瑶が力の差を見せつけ、ストレートで勝利。先日のWTTフィーダーオトーチェッツに続いての優勝を飾り、WTTフィーダー2連勝を達成した。
写真:吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)/提供:WTT
また、日本勢では吉村和弘が男子シングルスで準決勝に進出。準決勝では安宰賢にフルゲームで惜敗したものの、クリスティアン・カールソン(スウェーデン)、ムン・ファンボー(ドイツ)ら実力者を連破しての入賞は、大きな成果となったことだろう。また、英田理志(HRマネージメント)との男子ダブルスでは準優勝を飾った。
25日の日本選手試合結果
男子シングルス準決勝
吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)2-3 安宰賢(アンジェヒョン・韓国)〇
男子ダブルス決勝
吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)/英田理志(HRマネージメント)2-3 安宰賢(アンジェヒョン・韓国)/エマニュエル・ルベッソン(フランス)〇
WTTフィーダーヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア2023最終結果
男子シングルス
写真:男子シングルス表彰式/提供:WTT
1位:ステファン・メンゲル(ドイツ)
2位:安宰賢(アンジェヒョン・韓国)
3位:吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)、マルコス・フレイタス(ポルトガル)
女子シングルス
写真:女子シングルス表彰式/提供:WTT
1位:石洵瑶(シシュンヤオ・中国)
2位:YANG Yiyun(中国)
3位:李恩惠(イウンヘ・韓国)、CHIEN Tung-Chuan(チャイニーズタイペイ)
男子ダブルス
写真:男子ダブルス表彰式/提供:WTT
1位:安宰賢(アンジェヒョン・韓国)/エマニュエル・ルベッソン(フランス)
2位:吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)/英田理志(HRマネージメント)
3位:アイザック・クエク/PANG Yew En Koen(シンガポール)、セドリック・ヌイティンク/Adrien RASSENFOSSE(ベルギー)
女子ダブルス
写真:女子ダブルス表彰式/提供:WTT
1位:呉洋晨(ウーヤンチェン)/斉菲(チーフェイ・中国)
2位:李恩惠(イウンヘ)/金可英(キムハヨン・韓国)
3位:ハナ・マテロワ(チェコ)/バラボラ・バラージョバー(スロバキア)、パラナン・オラワン/サウェータブット・スターシニー(タイ)
混合ダブルス
写真:混合ダブルス表彰式/提供:WTT
1位:周恺(ジョウカイ)/何卓佳(フーズオジャー・中国)
2位:ルカ・ムラデノビッチ/倪夏蓮(ニーシャーリエン・ルクセンブルク)
3位:劉丁碩(リュウディンシュオ)/王添藝(ワンティエンイ・中国)、Antonino AMATO(イタリア)/Karoline MISCHEK(オーストリア)
WTTフィーダーヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア2023日本選手結果
男子シングルス
吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ):3位
英田理志(HRマネージメント):1回戦敗退
女子シングルス
※出場なし
男子ダブルス
吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)/英田理志(HRマネージメント):準優勝
女子ダブルス
※出場なし
混合ダブルス
※出場なし